旅工房はこのほど、「2021〜2022年 年末年始の過ごし方や旅行に関するアンケート」の結果を発表した。調査日は2021年11月29日、調査対象は20代以上の個人、有効回答は912人。
○年末年始、「自宅」で過ごす人は84.0%
2021年年末〜2022年年始をどこで過ごすか尋ねると、「自宅」が圧倒的に多く84.0%(前年87.8%)。以下、「帰省(実家や親戚の家等)」が17.8%(同12.0%)、「旅行先(国内/宿泊・日帰り)」が4.6%(同3.5%)、「友人/恋人の家」が3.5%(同3.0%)、「旅行先(海外)」が1.0%(同0.4%)と続いた一方、「休みはない」という人も5.1%いた。
年末年始は何をして過ごすか聞くと、「自宅でゆっくり」(82.9%)が1位となったものの、前年比では5.5ポイント減少した。2位は「初詣」(21.3%)で同7.9ポイント増、3位は「家族・友人・恋人と会う」(20.4%)で同5.9ポイント増、4位は「買物」(18.0%)で同3.7ポイント増となるなど、自粛が続く中でも外出再開の兆しがみられた。
各自治体が在住者のみに実施している旅行割引施策の利用意向については、「利用したい」が43.2%、「わからない」が31.0%、「利用しない」が25.8%となった。
「Go Toトラベル」の利用条件(「ワクチン2回接種済み」、または「72時間以内のPCR検査の陰性証明」等の条件が定められると想定した場合)について必要かどうか問うと、約3人に2人にあたる66.8%が「必要だと思う」と回答。同調査では、「旅行割引施策を利用したい意向を持ちながらも、新型コロナウイルスの感染対策に対しては慎重な姿勢がうかがえる」と分析している。(御木本千春)