鷹・柳田の5三振に達川光男氏が喝「酷い!もう下半身がバラバラ」

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2022年06月01日 06:54  ベースボールキング

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ソフトバンク 柳田悠岐
◆ 井端氏も同様の見解「何投げられてもダメかな…」

 ソフトバンクは巨人とのカード初戦に競り勝ち、4月15日以来となる首位浮上を果たしたものの、主砲の柳田悠岐が5打席連続三振と元気なし。1試合5三振は昨年の佐藤輝明(阪神)以来、史上20人目のNPBワーストタイ記録となった。

 「3番・右翼」で先発出場した柳田は、初回の第1打席と第2打席は塁上に走者を置いた状況で相手先発・アンドリースのカーブに空を斬り、5回無走者の第3打席はワンバウンドするチェンジアップに反応して3三振。一打勝ち越しのチャンスで迎えた7回の第4打席は左腕・高梨雄平の内角低めシュートで空振り三振に倒れ、9回の第5打席は今村信貴にフォークで仕留められ3球三振。5打席すべて「空振り三振」と散々だった。

 柳田の打撃について、5月31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した元ソフトバンクヘッドコーチの達川光男さんは、「このフォームじゃ打てないですよ。酷い。酷い!これはもう下半身がバラバラ。これだけ酷かったら明日はもうスタメンから外したほうが良いですよ」と同郷の後輩でもあるかつての教え子に喝。

 続けて、「今年のホームランは全部レフト側なんですけど、本人としては右中間からライトの方にホームランを打ちたいらしい。だからどちらかというとピッチャーの方に腰が向かって来ずに、ライトの方に腰が向かっている。これだとまぁ当分打てないですよ」と、引っ張り傾向の打撃スタイルがフォームを崩す要因の1つになっているとの見方を示した。

 また、東京オリンピックで柳田とともに日本代表の日の丸を背負った侍ジャパン元コーチの井端弘和さんも、「ちょっと構えからして腕に力が入っているというか、肩のラインが上がっているなという気がした。どちらかというともう少しグリップが低めにあるイメージがあった。達川さんが言われた通り、バラバラだったので、いまは何投げられてもダメかなというふうに見えましたね」と、柳田の状態を分析した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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