制裁影響で破談も…チェルシー、再び18歳アメリカ人GK獲得に関心か

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2022年06月15日 18:55  サッカーキング

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チェルシー移籍の可能性が浮上しているスロニナ [写真]=Getty Images
チェルシーが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーに所属するアメリカ人GKガブリエル・スロニナに関心を示しているようだ。13日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在18歳のスロニナはシカゴ・ファイアーの下部組織出身で、2021年8月にトップチームデビューを果たした。今シーズンはここまでリーグ戦13試合に出場するなど、主力として活躍している。

 そんなスロニナには今年3月にもチェルシー移籍の可能性が浮上していたことが明らかに。両クラブは移籍金で合意し、2023年まではレンタル移籍でシカゴ・ファイアーにとどまる契約でまとまっていたことも報じられていたが、イギリス政府が当時オーナーを務めていたロマン・アブラモヴィッチ氏に制裁を科した影響で、チェルシーの選手補強が禁止され、交渉は破談になっていた。

 これを受け、レアル・マドリードがスロニナに関心を示し、獲得を試みたものの、シカゴ・ファイアー側がオファーを拒否するなど、クラブ間で合意に至らず。そこで新体制となり補強が可能となったチェルシーが再び同選手の獲得に動いているようだ。

 報道によると、両クラブは合意に近づいている模様で、すでにスロニナもチェルシーでプレーすることを決断しているという。なお、移籍金は1000万ユーロ(約14億円)で、今シーズンはレンタル移籍でシカゴ・ファイアーにとどまり、来年1月にチェルシーに合流する予定だと伝えられている。
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