妊娠中の母親の飲酒習慣はパートナーに大きく影響される

2

2022年06月16日 23:01  妊活・卵活ニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

妊活・卵活ニュース

写真

妊娠期の飲酒を招く要因
6月2日、東フィンランド大学(UEF)の研究チームは、同大学プレスリリースを通じて、妊婦の飲酒とパートナーの飲酒と相関関係があると発表した。

妊娠期のアルコール摂取は、パートナーの飲酒習慣の影響を受けるという。パートナーの飲酒量や飲酒頻度が高いほど、妊娠中の女性が飲酒する傾向が強まる。それゆえ、妊娠期の飲酒習慣を断ち切るには、パートナーの協力が不可欠であるだろう。

妊娠中の女性の飲酒とパートナーの飲酒における関係性
妊娠中の母親が飲酒することにより、胎児はアルコールに晒される。母親の飲酒量や飲酒頻度に関わらず、胎児期のアルコール曝露は、胎児の成長・発達に悪影響を及ぼす。

今回、研究チームは2009年から2018年の期間、妊活中および妊娠中のフィンランド人女性1万4822人とそのパートナーを対象に、アルコール摂取量を調査した。

最終的に合計2万1472人に対して調査を実施したところ、86%に妊娠前の飲酒習慣があり、うち25%は妊娠中も飲酒していたという。一方、妊娠前と妊娠後において、パートナーの飲酒量は減ることもなく、飲酒習慣に変化は認められなかった。

また、妊娠前のパートナーの飲酒習慣は、女性の飲酒量や飲酒頻度に強く関連し、弱いながらも妊娠期の飲酒と重要な関連性があると報告された。つまり、妊娠中の女性の飲酒、飲酒量や飲酒頻度は、パートナーの影響を大きく受けているといえる。

(画像はプレスリリースより)

UNIVERSITY OF EASTERN FINLAND

このニュースに関するつぶやき

  • 妊婦友人烏龍茶「…ぅは…飲みたい飲みたくなる…」友人夫ビール「ちょっとぐれぇ飲めば?ストレスたまんだろ?(酒呼気)」私「ソーダにシロップ入れようか?オレンジ好き?檸檬?」…修羅場だった;
    • イイネ!0
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(2件)

ランキングライフスタイル

前日のランキングへ

ニュース設定