眉ティントで水ぶくれに膿、黄緑色の眉毛がごっそり抜け落ちた女性(英)

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2022年07月13日 23:41  Techinsight Japan

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眉ティントを施術する前の女性(画像は『The Sun 2022年7月11日付「BROWS BE GONE My eyebrow fell off after I had them tinted – I should have known there was an issue when they were itchy and weeping」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット)
イギリスに住む31歳の女性は2年前、美容院で受けた眉ティントで酷いアレルギー反応を起こし、人生で初めて“死”の恐怖を感じた。顔は2倍に腫れ上がり、眉は黄緑色のかさぶたと一緒にごっそりと抜けたそうで、女性が最近になってTikTokでシェアしたところ注目を浴びた。『The Sun』などが伝えている。

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英ウェスト・ミッドランズ州コヴェントリーに住むミシェル・クラークさん(Michelle Clarke、31)は2020年9月、「朝のメイク時間を短縮したい」と美容院で眉ワックスと眉ティントの施術を受けた。

以前にも同じ美容院でまつ毛の施術を受けていたミシェルさんは、通常約24〜48時間待つパッチテストを45分〜1時間ほどで済ませ、まず眉ワックスで脱毛、その後に角質層に色素をいれる眉ティントを施してもらった。時間を短縮したパッチテストで、「問題ないだろう」と判断したのは施術者だった。

そうして施術を終えたミシェルさんは、眉に痒みを感じたもののさほど気にせずに帰宅、しかし翌朝目覚めると顔が腫れ、眉毛がグジュグジュしていることに気付いた。そしてその日の午後には気道が腫れて呼吸が苦しくなり、病院の緊急救命室に駆け込んだ。

ミシェルさんは「初めのうちはなんとか呼吸できたのですが、眉ティントの染料にアレルギー反応を起こし、どんどん苦しくなりました。それはまるで大きなクマにギュッとハグされ、押し潰されているかのようで、人生で初めて“死”を身近に感じ恐怖を覚えました」と明かし、このように続けた。

「医師は気道の通りを広げるために注射を打ち、呼吸は約20分後に普通に戻りました。その日はステロイドクリームを処方され帰宅したのですが、私の眉はその後、火がついたように熱くなり、額が内側から燃えているように感じました。赤くなった患部は痒みが酷く、水ぶくれができ、黄緑色の膿が出ているのが分かりました。」


ミシェルさんは眉毛にコットンを当てて横になったものの眠ることができず、翌朝になるとさらに顔が腫れ、酷い痒みと激痛に襲われた。さらにその3日後には再び呼吸が苦しくなり、病院でステロイド、抗生物質、抗ヒスタミン薬を処方してもらったという。


ミシェルさんは「本来はワックスの前にティントをすべきところ、施術者は最初にワックスをしたのです。そのため毛穴が開き、染料が血液中にあっという間に流れ込んでしまったのです。私はそれから1週間、顔が2倍に腫れ上がり、目を開けていることすらできなくなりました。まるでエレファント・マンやモンスターのようだったのです」と当時を振り返る。

ミシェルさんが施術を受けてから2週間は膿が出て出血し、毛が生えてきてもかさぶたと一緒に抜け落ちてしまったそうで、3〜4週間は眉毛がなく、眉毛が元通りになるまでは8〜10週間もかかったそうだ。


ちなみにミシェルさんが首に受けたパッチテストでも、眉と同じようなアレルギー反応が見られたそうで、ミシェルさんは「私のようにならないためにもパッチテストはきちんと時間を置くこと、また施術者が正しい手順で行うことがいかに大切か、そしてアレルギー反応の怖さについて多くの人に知って欲しい」と訴えた。

画像は『The Sun 2022年7月11日付「BROWS BE GONE My eyebrow fell off after I had them tinted - I should have known there was an issue when they were itchy and weeping」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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