トッテナムのフランス代表MFタンギ・エンドンベレのナポリ移籍成立が近づいているようだ。14日、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身の『Twitter』で報じている。
報道によると、買い取りオプション付きの1年間のローン移籍で、両クラブが口頭合意に至ったとのこと。個人合意も詳細を詰めるだけとなっており、代理人との話し合いを現在も行っている模様。ナポリは、来週中にもエンドンベレの取引を完了させるために動いているようだ。
加えて、ナポリ関連ではパリ・サンジェルマン(PSG)のコスタリカ代表GKケイラー・ナバスのナポリ移籍と、スペイン代表MFファビアン・ルイスのPSG加入も間もなく正式アナウンスがあるとロマーノ氏は伝えている。
現在25歳のエンドンベレは、アミアンの下部組織出身。2017年にリヨンへとローン移籍すると、翌年完全移籍。2019年夏にはトッテナムにクラブ史上最高額となる6000万ユーロの移籍金で活躍の場を移すも、2シーズン半で63試合出場に留まり、期待に応えられず。昨シーズンの後半はリヨンへ帰還していた。
プレミアリーグの舞台では思った通りの活躍を見せられなかったエンドンベレ。初めてとなるセリエAで、自身の存在価値を証明することになるのだろうか。