明治安田生命J1リーグの6試合が13日と14日に行われた。
浦和レッズは敵地でジュビロ磐田と対戦。ダヴィド・モーベルグと小泉佳穂が2ゴールを挙げ、キャスパー・ユンカーに約3カ月ぶりの得点が生まれるなど、6−0の大勝を収めた。敗れた磐田は最下位に転落し、14日に伊藤彰監督との契約解除を発表した。
監督交代を行った鹿島アントラーズは、序盤と終了間際の得点でアビスパ福岡に2−0で勝利。リーグ戦6試合ぶりに勝ち点3を手にし、岩政大樹監督体制は白星スタートとなった
柏レイソルとサンフレッチェ広島の上位対決は、開始早々に広島がセットプレーで先制。しかし、柏は前半終盤に追いつくと、後半立ち上がりに相手のオウンゴールで逆転する。それでも、広島は61分に松本泰志の強烈なミドルシュートで試合を振り出しに戻し、67分に藤井智也のクロスがそのままゴールに吸い込まれて勝ち越しに成功。シーソーゲームを3−2で制した広島が、柏の連勝を「4」で止めた。
今季初の連勝を目指す清水エスパルスは、敵地でガンバ大阪と対戦。清水は前半、決定機が2度ポストに阻まれてスコアレスで折り返したが、73分にベンジャミン・コロリが先制点を記録。さらに86分、カルリーニョス・ジュニオがリードを広げ、2−0で勝利した清水は今季初の連勝となった。一方、G大阪は6戦未勝利で17位に転落した。
ヴィッセル神戸は汰木康也の2得点で北海道コンサドーレ札幌を撃破。4試合ぶりの白星で連敗を止め、自動降格圏から脱出した。
なお、台風8号の影響により、首都圏で予定されていた3試合が中止となった。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■試合結果
▼8月20日(土)
北海道コンサドーレ札幌 0−2 ヴィッセル神戸
ジュビロ磐田 0−6 浦和レッズ
FC東京 (試合中止) セレッソ大阪
川崎フロンターレ (試合中止) 京都サンガF.C.
横浜F・マリノス (試合中止) 湘南ベルマーレ
▼8月14日(日)
鹿島アントラーズ 2−0 アビスパ福岡
柏レイソル 2−3 サンフレッチェ広島
ガンバ大阪 0−2 清水エスパルス
サガン鳥栖 0−0 名古屋グランパス
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 横浜FM(48/+24)
2位 鹿島(43/+6)
3位 柏(42/+7)
4位 C大阪(41/+13)
5位 広島(41/+9)
6位 川崎F(40/+8)
7位 浦和(35/+12)
8位 FC東京(35/−2)
9位 鳥栖(33/+7)
10位 名古屋(30/−3)
11位 札幌(28/−16)
12位 清水(27/−5)
13位 福岡(27/−5)
14位 京都(26/−5)
15位 湘南(25/−11)
16位 神戸(24/−9)
17位 G大阪(22/−11)
18位 磐田(22/−19)
■次節の対戦カード
▼8月19日(金)
19:30 名古屋 vs 磐田
▼8月20日(土)
14:00 札幌 vs 鳥栖
18:00 清水 vs 柏
19:00 広島 vs G大阪
19:00 福岡 vs 川崎F
▼8月21日(日)
19:00 湘南 vs 鹿島
▼9月14日(水)
19:00 京都 vs 横浜FM
19:00 神戸 vs FC東京
19:30 浦和 vs C大阪