バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、現地時間13日に行われたラージョ・バジェカーノ戦を振り返った。14日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
バルセロナは13日のラ・リーガ第1節でラージョ・バジェカーノとホームで対戦。ロベルト・レヴァンドフスキやハフィーニャなど注目の新戦力がスタメンに名を連ねたバルセロナは、終始主導権を握り合計21本ものシュートを放つも、最後までゴールネットを揺らすことは出来ず。ホームで手痛いスコアレスドローに終わった。
試合を振り返ったシャビ監督は、「ラージョ(・バジェカーノ)の守備は素晴らしかった。チャンスを作り出すことが普段と比べて難しかったよ。結果については恥ずかしく思う。我々が正しい道を進んでいることをファンに示したかったからね」とコメント。続けて、次節以降の戦いに向けてチームを改善していく必要性があると語った。
「もっと攻めてチャンスを作る必要があったが、ベストなプレーができなかった。失望しているよ。少し期待が大きくなりすぎたことはあるかもしれないが、チームとして少し物足りなかった。言い訳は探したくない。必要なのは説明だけだ。我々は効率的ではなかった。うまく勝てたはずの試合だったよ」
「我々は分析し、改善する必要がある。しかし今シーズンの目標はタイトルを獲得することだ。それは何も変わらない。(ラージョと)引き分けたからといって『今はダメだ』などと言うことは出来ない。もし達成することが出来なければ、それは私にとってもクラブにとっても残念な結果だ」
バルセロナの次節は現地時間21日に行われ、敵地で日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダと対戦する。