ニューカッスル、ソシエダFWイサクの獲得で合意か…移籍金は約97億円？

ニューカッスルがレアル・ソシエダ所属のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの獲得に近づいているようだ。24日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。

　報道によると、ニューカッスルはイサクの獲得ですでに合意に達しており、移籍成立が間近に迫っているとのこと。移籍金はニューカッスルのクラブ史上最高額を更新する6000万ポンド（約97億円）程度になると伝えられている。

　移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニューカッスルはイサクと同選手の代理人と個人的な条件ですでに合意に達しているという。また、ニューカッスルとイサクは長期の契約を締結する可能性が高く、現在クラブ間で契約の諸々の条件や詳細部分についての話し合いが行われているとされている。

　現在22歳のイサクは190センチを超える長身ながら、足元のテクニックにも優れ、決定力だけでなく高いチャンスメイク能力も兼ね備えたプレーヤー。ドルトムントやヴィレムIIでのプレーを経て、2019年夏にレアル・ソシエダに加入すると、同クラブではセンターフォワード（CF）の主軸として活躍。ここまで公式戦132試合に出場し44ゴール8アシストを記録している。

　2017年1月にデビューを飾ったスウェーデン代表でも主力として活躍しており、ここまで公式戦37試合に出場し9ゴール4アシストを記録している。クラブや代表での活躍が高く評価され、近年はアーセナルやバルセロナといった強豪クラブからの関心が度々伝えられていた。

　なお、ニューカッスルがイサクの獲得に成功した場合、同クラブにとってはイングランド人DFマット・ターゲット、イングランド代表GKニック・ポープ、オランダ代表DFスヴェン・ボトマンに続く今夏4人目の補強となる。