宮本和知氏、11勝目の巨人・戸郷は「エースといっていいでしょう」

○ 巨人 2 − 1 中日 ●
＜20回戦・東京ドーム＞

　巨人の先発・戸郷翔征は、8回を1失点に抑え11勝目を挙げた。

　戸郷は初回先頭の岡林勇希から2回の福田永将まで6者連続三振に抑える完璧な立ち上がり。3回に満塁のピンチを招くも、岡林勇希を空振り三振、溝脇隼人を投ゴロ、阿部寿樹をフォークで空振り三振に仕留めた。1−0の5回に失点したが、直後の5回裏に自らの適時内野安打を放ち勝ち越し。

　6回にこの日2度目の満塁のピンチも無失点で切り抜け、7回はわずか7球で三者凡退、8回は一死一、二塁も平田良介を二併で打ち取った。

　25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日戦』で解説を務めた宮本和知氏は戸郷について「先発ピッチャーとして、今ではジャイアンツのエースといっていいでしょう。そういったところで投手陣を引っ張ってくれている。勝ち星をどんどん積み上げていって最多勝争いにどんどんやってもらいたいですね」と振り返った。

（ニッポン放送ショウアップナイター）