ヤクルト、敵地での首位攻防R1に快勝! 村上が最年少150号に続き2打席連発

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2022年08月26日 21:30  ベースボールキング

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ヤクルト・村上宗隆 (C)Kyodo News
● DeNA 3 − 6 ヤクルト ○
<17回戦・横浜>

 ヤクルトは4番・村上宗隆が決勝弾を含む2本塁打4打点の活躍を見せ、首位攻防カード第1ラウンドに快勝。ホーム17連勝中とハマスタで無類の強さを誇っていた2位・DeNAの連勝記録を止め、ゲーム差も「5」に広げた。

 打線は相手先発の大貫晋一の前に序盤のチャンスを生かしきれずゼロ行進が続いたが、両軍スコアレスで迎えた6回、2番・山崎晃大朗と山田哲人が連打で一・二塁のチャンスを作ると、第2打席まで完璧に抑え込まれていた村上がカウント3−2から甘く入ってきた変化球を一閃。弾丸ライナーの46号先制3ランを右翼席に叩き込んだ。

 敵地が騒然となった一発は、史上179人目の通算150本塁打に到達する節目の一発。22歳6カ月での150号達成は、清原和博が記録した22歳11カ月を超える史上最年少記録で、松井秀喜と王貞治の24歳1カ月をも上回る快挙となった。

 主砲の衝撃的なメモリアルアーチで先手を奪ったヤクルトは、さらに一死二塁とチャンスを作り、ホセ・オスナの14号2ランでさらに加点。5回は2本のホームランで5点を先取した。

 直後の5回裏に先発・サイスニードが、代打・戸柱恭孝と4番・牧秀悟に一発を浴び、一時2点差に詰め寄られるも、続く7回に再び主砲が一振り。村上は二死無走者で打席に入り、三上朋也の直球を超高弾道で右翼席に放り込んだ。

 メモリアルアーチの46号に続く47号は、反撃ムードが漂い始めたハマスタを静める価値ある一発。終盤3イニングは石山泰稚、清水昇、スコット・マクガフのパーフェクトリレーで逃げ切り、6回3失点のサイスニードが今季7勝目(5敗)を手にした。

 首位攻防戦でチームを勝利に導いたツバメの主砲は、1本目のアーチについて「最低でもランナーを進める気持ちで打席に入りました。ライナーだったので入るかな?と思ったんですけど、うまく打つことができた」と自己分析。試合の流れを変えた2本目のアーチは「2ボールだったので振らずに後悔したくないなと思い切って振りました」と振り返った。

 この日は首位打者を争う佐野恵太の目の前で4打数2安打4打点。リーグトップの打率を「.328」にアップさせ、ダントツの47本塁打、115打点と三冠王へ前進した。


【動画】村上が弾丸&高弾道の衝撃2ホーマー!DeNA戦ハイライト

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