「自分の顔が怖かった」“マツエク”で目が充血しゾンビのようになった女性(米)

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2022年08月26日 23:41  Techinsight Japan

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マツエクで怖い経験をした女性(画像は『New York Post 2022年8月24日付「I was left with ‘zombie’ eyes and blindness from botched eyelash extensions」(KennedyNews/LittleBearPhotograph)』のスクリーンショット)
人工まつ毛を自まつ毛1本1本に装着するまつ毛エクステンション(以下、マツエク)は、目元を華やかに演出できるとあって人気である。しかし施術には特別な技術が必要なうえ、専用の接着剤(グルー)を使用するためアレルギー反応を起こす危険もある。アメリカの17歳の女性は今春、このマツエクで目が充血してゾンビのようになり、自身の顔が怖すぎて外出もできなかったという。『The Mirror』などが伝えた。

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オハイオ州アシュランドに住むヘイリー・フェッツァーさん(Haley Fetzer、17)は今春、マツエクの施術を初めて受けた。高校最後の年のフォーマルなダンスパーティー「プロム」のためで、施術後に白目がうっすらピンク色に充血していることに気づいたが、目薬で改善したため「きっと花粉症のせいだろう」とさほど気にも留めなかった。

ところがその2週間後、2度目のマツエクの施術を受けたヘイリーさんの目に異変が起きた。

ヘイリーさんは「施術を受けて2時間も経たないうちに、眼が充血し始めたの。私と大学のミーティングに参加していた母は『目が真っ赤よ! 大丈夫なの?』と聞いてきたわ」と当時を振り返り、このように続けた。

「私の目は、下のほうにまるで血溜まりがあるようで、瞬きをするたびに目から粘液が出てきたの。その日の夜にはトロンと重い感じの目に涙が溜まり、マツエクが剥がれ始めたわ。それで施術者に連絡すると『時間が経てば治るから様子を見るように』と言われたの。」

しかし翌朝、ヘイリーさんは目を開けることができないほど症状が悪化、重症の結膜炎に罹った時にするように冷たいタオルを目に当ててみたが全く効果はなく、熱いタオルも試してみたがダメだった。そこで風呂場で熱いお湯を出しっぱなしにしたまま目を浸してみると、なんとか目を開けることに成功。しかしその状態は長くは続かなかった。

「目ヤニのような粘液の塊がまつ毛の1本1本にこびりついていて、これが厄介でなかなか取れなかったのよ。そうやってネバネバを拭き取ると、今度は物がかすんで見えることに気付いたの」と振り返るヘイリーさん。頭痛や目の痛みもひどく「このままでは失明するのでは…」という危機感に襲われ、その日のうちに装着したサロンでマツエクを全て取ってもらった。


ヘイリーさんは「施術者がマツエクを取るたびに火傷したかのような痛みに襲われたわ。それはまるで百万匹のアリに噛まれているようだった…。その後、かかりつけ医には目薬と抗ヒスタミン剤を処方してもらったの」と明かす。


幸いなことにヘイリーさんの充血は少しずつ改善されたそうだが、腫れあがった目を完全に開けられるようになるまでに4日を要し、元の白目になるまでに5週間かかったという。


スムージーを販売する店で働くヘイリーさんは「目の充血が治まるまでは友達にも会わず、外出を控えていたの。家にじっとしていることなんてほとんどないのに、ジムにも行かず、恥ずかしいことに『自分の顔が怖いから』という理由で仕事は休みを取ったわ。私の顔はまるで恐ろしいゾンビのようで、小さい子が見たら怖がると思ってね」とマツエクの悪夢を語り、「あれは接着剤にアレルギー反応を起こした結果でしょうね」と続けた。


ヘイリーさんは「今後はマツエクも、つけまつ毛を付けることもない」と断言しており、「肌が繊細な人は、マツエクで私と同じようなアレルギー反応が起こる可能性があるということを知ってもらいたい」と注意喚起している。

画像は『New York Post 2022年8月24日付「I was left with ‘zombie’ eyes and blindness from botched eyelash extensions」(KennedyNews/LittleBearPhotograph)(Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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