阪神・藤浪晋太郎に完全復活の兆し 3戦連続の7回1失点に阿波野氏「結果が出るのも当然」

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2022年08月28日 07:04  ベースボールキング

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阪神・藤浪晋太郎 (C) Kyodo News
◆ 8月は月間防御率1.65の安定感

 阪神が敵地で中日に5−1で快勝。先発した藤浪晋太郎は7回1失点の好投で、今季2勝目(2敗)を挙げた。

 なお、藤浪が最後に中日から白星を挙げたのが、2018年9月29日のこと。4年ぶり、1428日ぶりの竜倒となった。




 初回からいきなり3点の援護をもらった右腕は、一死から大島洋平に二塁打を浴び、二死後に四球で一・二塁としたものの、後続を斬ってピンチ脱出。これで勢いに乗る。

 3回に一死一・二塁から阿部寿樹に適時打を浴びたが、ダヤン・ビシエドは二ゴロに仕留めて併殺。最少失点でしのいでみせる。

 7回も土田龍空を内野安打で出したが、最後は三好大倫をストレート3球で見逃し三振に斬ってガッツポーズ。7回1失点の好投で役目を終えた。



 この日は7回・101球、被安打が5、与四球は2つ。7奪三振で1失点の好投。これで自身3戦連続の「7回1失点」と、8月は4試合の先発で2勝1敗、月間防御率1.65と安定感抜群の投球が光った。

 27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した阿波野秀幸氏は、「藤浪という投手は、相手に合わせる必要がない投手なんですよね」と解説。「ストレートに強い打者だから変化球を多くするとか、その逆も。それよりも、自分の投球をいかにストライクゾーンに集めていくかが大事」とし、「ここ数試合はそれができている」と好調の要因を挙げた。

 つづけて、課題である制球面にも触れながら、「この日も四球は2つ。上手く立ち上がることができれば、こういう結果が出るのも当然かなと」とし、力を出し切れば毎回これだけの投球ができる投手だと強調。勝負の最終盤を前に、頼りになる男が先発ローテーションに帰ってきた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』



【動画】阪神・藤浪晋太郎が見事な投球を披露! 8月27日:中日−阪神のハイライト

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  • 去年の開幕ダッシュも藤浪頑張ったしな。自分に負けなければ負けない。(勝てるとは言っていない)
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