ママスタ前回からの続き。今回の投稿者さんは、子どもを授からない人生を選択した40代の女性でした。「自分はいいとこ取りの人生」「育児は大変だし煩わしいことばかりだから、子どもを産まなくて正解だった」と発言していることから、自分の選択に大きな自信があるようですね。しかし投稿を見たママたちは猛反発。「ママのためのサイトに来てまで"自分は子どもがいなくて良かった"なんて言う必要はないでしょ」と、非難の声が寄せられました。
投稿者さんのさらなる主張とは……
ママたちからの批判をものともせず、投稿者さんの主張はさらに続きます。
『まあ労力とお金をかけて子どもに充分な教育を受けさせられて、かつ自分もいつも綺麗にしていられるご家庭なら育児もいいでしょうね。周りを見ても、お子さんがいる方は自分にお金をかけられずいつも疲れています。逆に子なし夫婦はいつまでも夫婦仲が良く、若々しい人も多いですよね』
ママたちに対してやや挑発的な発言を繰り返す投稿者さん。ややもすると「私たちのように子どもがいない家庭のほうが幸せ！」と受け取られかねないような内容に、ママたちはどのように反応したのでしょうか？
そこまで言うなら、他人を攻撃せず自信を持って
『「いいとこどりの人生」と考えるのなら、自分たちの選択に自信を持てばいいのに。あなたの人生なんだからさ。不安にならず子育て中の方に噛みつかないで穏やかにどうぞ』
『子どもがいなくても問題ないと思います。実際子どもはお金がかかるし大変。あなたは旦那さんに一生面倒をみてもらえばいいだけの話。気にすることなんて何もないですよ』
こちらのママたちは、「ひょっとして投稿者さんは自分の選択に自信がないのかも……」と考えたのでしょう。自信が持てないからこそ、子育て中のママたちに対して「子どもがいない私はいいとこ取りの人生」と、マウントと取られかねない発言をわざわざ繰り返すのかもしれません。だからこそママたちは「自信があるなら、堂々としてればいいのに」とアドバイスしたのでしょうね。
『兄夫婦が選択子なし。「お金も時間も自分たちに使いたい」って言ってた。アラフォーになって突然義姉が「子どもが欲しくなった」と言い出して、兄は「約束が違う」と拒絶。そんなこともあるので、後悔する可能性が少なさそうな選択肢を選べばいいだけの話よ。子育てしてる人にケンカ売る必要はないでしょ？』
身近な人の例をあげて、「なるべく後悔しないように選択すればいいのでは？」と話したママもいました。ライフスタイルや環境、考え方さえも人それぞれですから、「これが絶対的な正解！」という選択肢はないのでしょう。だからこそなるべく後悔しない選択をして、また自分の選択を信じるべきなのかもしれません。
育児中のママたちの夢とは……
「子育ては煩わしいことばかり」と話していた投稿者さん。しかし育児中のママたちには、さまざまな夢があるようですよ。
『私は子どもたちが巣立ったら夫婦2人で海外旅行するのを目標に日々奮闘してる。子どもが4人いるから本当に大変だけど、私は自分の選択に満足してる』
『いつか私の手を握って泣いてくれる人がいる中で旅立てたら、幸せな人生だよ。子育てのご褒美としてこのくらい求めてもバチは当たらないよね』
『私の夢は葬式で子どもたちに「2人の子に生まれて良かったよ」って言ってもらえること。それだけで私の人生はとても良かったと胸張って言える』
子どもが巣立ったあとや人生の最期を迎えたときなど、「こうだったらいいな」と将来の夢を語ってくれたママたち。育児は本当に大変な仕事ですが、だからこそ達成感も大きいものなのでしょう。ママたちの夢がいつか叶うといいですね。
「子どものいない人生を選択した自分は、いいとこ取り！」と豪語した投稿者さん。一見すると自信満々のように見えますが、本当に満足しているのであれば投稿者さんの一連の行動はやや不自然にも思えます……。ひょっとしたらママたちが言うように、ふと不安になってしまうタイミングがあるのでしょうか。しかしみなさんそれぞれに、"最適"と思える選択をしたはずです。自分の選択を信じて人生を歩んでいくのが幸せへの第一歩なのかもしれません。
文・motte 編集・みやび イラスト・善哉あん
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