プエルトリコ、8回パーフェクト継投で2勝目　参考ながらWBC初の完全試合

◆ 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™
【1次ラウンド・プールD】
○ プエルトリコ 10 − 0 イスラエル ●
＜日本時間3月14日　ローンデポ・パーク＞

『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™』の1次ラウンド・プールD。プエルトリコが4投手による“パーフェクト継投”でイスラエルに8回コールド勝ちし、1次ラウンド2勝目（1敗）を挙げた。

　プエルトリコは先発右腕のデレオン（ツインズ傘下）が初回から快投。大会規定（1試合65球）内の64球で10三振を奪い、5回2/3を無安打無失点に抑えた。リリーフ陣もメッツで活躍するディアスが10球でゼロを刻むなど、3投手がパーフェクト救援。8回参考記録ながら、WBC史上初となる完全試合が達成した。

　打線は初回、5番・バイエズ（タイガース）、6番・ロサリオ（ブレーブス）の連続適時二塁打で3点を先制。2回も2番・ヘルナンデス（レッドソックス）の適時二塁打などで3点を加えた。9−0で迎えた8回はヘルナンデスの左前適時打で10点目。これでコールド勝ちが成立し、“サヨナラ”での完全試合が達成された。