侍ジャパン・源田壮亮「全力で戦いたい」右手小指負傷もチームとともに

◆ 負傷した右手「大丈夫です」

　『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 1次ラウンド』を4連勝で飾った野球日本代表「侍ジャパン」は14日、東京ドームで全体練習を再開。右手小指骨折が判明した源田壮亮選手（西武）も守備練習では遊撃でノックを受け、打撃練習を行ったことも明かした。

　源田は負けなしで1次ラウンドを突破したことに「とにかく勝てたことが一番大きいと思います」と話し、10日の韓国戦で負傷した右手に関しては「大丈夫です」と答えた。

　栗山英樹監督も源田について「今日がどうのこうのというより、前から言っている通り前に進んでいくだけなので。普通に前に進んでくれると僕は信じていますけど」と話した。

　16日の準々決勝・イタリア戦からは、負けたら終わりのノックアウト方式。世界一へ向けて負けられない戦いが始まる。

　「とにかくチームとして勝ち切れるように、みんなと全力で戦いたいと思います」と、意気込みを語った源田。

　守備の要である源田もこのままチームに帯同する予定で、世界一奪回へ向けて戦い抜く覚悟だ。

取材・文＝別府勉（べっぷ・つとむ）

【動画】侍ジャパンの準々決勝の対戦相手が決定！イタリアが逆転突破【3/12 イタリアvsオランダ】