◆ 大谷は“シフト制限”の恩恵受ける
メジャーリーグは現地時間30日(日本時間31日)に開幕。今季から導入されたピッチクロック、守備シフトの制限、ベースサイズの拡大といった新ルールも、その是非はさておき早速効果を示したようだ。
MLB公式サイトによると、昨季の開幕戦の試合時間は平均3時間12分(※延長戦を除く)だったが、今季の開幕戦15試合の平均試合時間は2時間45分。投球間隔の短縮を目的としたピッチクロックが機能し、単純比較で1試合当たり平均27分もの試合時間短縮に成功している。
守備シフトの制限については、エンゼルスの大谷翔平選手が恩恵を受けた。昨季までは、遊撃手が二塁ベースの右に入り、一・二塁間を3選手で守る“大谷シフト”が常態化していたが、今季は一塁手と二塁手は二塁ベースより右、三塁手と遊撃手は二塁ベースより左にポジションをとることが義務化。アスレチックス戦の4回無死一塁の場面で放った大谷の打球は、昨季まで遊撃手が守っていたであろうコースを抜け、今季初安打となった。
また、一塁・二塁・三塁ベースのサイズ拡大(一辺15インチ→18インチ)がどれほど影響を与えたかは不明だが、オリオールズがレッドソックス戦でチーム合計5盗塁をマーク。すでにオープン戦ではメジャー全体で盗塁企図数が昨年比40パーセント以上増加しているという結果も伝えられており、メジャーリーグに変化が起ころうとしている。
【動画】守備シフトがあったら併殺かも…大谷翔平の今季初安打
【速報】
🟠#MLB 開幕戦#エンゼルス vs #アスレチックス#大谷翔平 二刀流で出場!!
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第二打席はライト前ヒット!!
大谷 今季初安打で出塁!!
\#アベマでどこでもMLB#SPOTVNOW— 【公式】ABEMA MLB (@MLB_ABEMA) March 31, 2023