巨人、守護神・大勢ベンチ外も田中豊、鍵谷のリレーで逃げ切る！山本昌氏「結果的に勝ちましたけど…」

○ 巨人 2 − 0 中日 ●
＜2回戦・東京ドーム＞

　守護神・大勢がベンチ外の中、巨人が田中豊樹、鍵谷陽平のリレーで中日に2−0で勝利した。

　先発・グリフィンが7回を無失点に抑えると、2−0の8回にマウンドに上がったのは田中豊樹。田中は二死から細川成也にライト前に運ばれたが、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。

　2点リードの9回、大勢がベンチ外の中誰がマウンドに上がるか注目が集まった中、前日1点リードを守りきれなかった新外国人のロペス、高梨雄平ではなく、ベテランの鍵谷が登板した。鍵谷は高橋周平に安打を打たれるも、最後はビシエドを外角のスライダーで空振り三振に仕留め逃げ切った。

　1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人−中日戦』で解説を務めた山本昌氏は、最後を締めた鍵谷について「（ビシエドに対して）スライダーがストライクからボールにいいところに投げましたね。追い込んでこそボールを振ってもらう。それがわかる対決でしたね」と振り返った。

　「このままの流れで大勢君が帰ってくれば大勢君、7回、8回をどうするか、今日見るとジャイアンツは課題だなとすごく感じましたね。結果的に勝ちましたけど、危ないボールは何球かありました」と話していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）