写真 明治安田生命J1リーグ第6節の8試合が4月1日に各地で行われた。
この日、唯一のナイトゲームとなったコンサドーレ札幌と川崎フロンターレの一戦は、両チーム合わせて計7得点が生まれる壮絶な撃ち合いに。一方が勝ち越せば一方が追いつく手に汗握る展開となり、3−3の同点で迎えた86分に途中出場のMF瀬川祐輔がヘッドでネットを揺らし、再び勝ち越した川崎Fが4−3で勝利。2月25日に行われたJ1第2節の鹿島戦以来、約1カ月ぶりの白星を手にした。
また、首位に立つヴィッセル神戸は、敵地で3連勝中の京都サンガと対戦。ゴールレスで迎えた後半にMF汰木康也が2得点を挙げると、最後は“エース”FW大迫勇也のゴールで締め、3−0で勝利し、首位の座を死守した。
その神戸を勝ち点2差で追走する名古屋グランパスは、敵地でアルビレックス新潟に先制を許す展開に。しかし後半にFW永井謙佑のゴールで追いつくと、終盤にFWキャスパー・ユンカーの得点で逆転。後半アディショナルタイムにはMF稲垣祥がダメ押しとなる3点目を決めて3−1で勝利し、神戸との勝ち点差をキープした。
その他、湘南ベルマーレとガンバ大阪の試合では、日本代表FW町野修斗が躍動。前半21分からの21分間で4得点を挙げ、J1史上初となる前半だけでの4得点を達成した。結局、町野の4得点もあり、試合は湘南が4−1で勝利し、チームに5試合ぶりの白星をもたらした。
なお、唯一の金曜開催となった柏レイソルと浦和レッズの試合は、アウェイの浦和がFW興梠慎三のJ1最長タイ記録となる17年連続弾やDF明本考浩の2戦連続ジャンピングボレー弾などで3−0の勝利を収め、4連勝で3位に浮上。対する柏は4連敗で未だに今季の勝ち星がない状況となっている。
今節の試合結果と順位表、そして次節の対戦カードは以下の通り。
■第6節
▼3月31日(金)
柏レイソル 0−3 浦和レッズ
▼4月1日(土)
横浜FC 1−1 アビスパ福岡
アルビレックス新潟 1−3 名古屋グランパス
京都サンガF.C. 0−3 ヴィッセル神戸
鹿島アントラーズ 1−2 サンフレッチェ広島
湘南ベルマーレ 4−1 ガンバ大阪
サガン鳥栖 1−0 FC東京
セレッソ大阪 2−1 横浜F・マリノス
北海道コンサドーレ札幌 3−4 川崎フロンターレ
順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 神戸(15/+10)
2位 名古屋(13/+6)
3位 浦和(12/+2)
4位 広島(11/+2)
5位 福岡(11/+2)
6位 横浜FM(10/+1)
7位 京都(9/+1)
8位 湘南(8/+4)
9位 FC東京(8/+1)
10位 川崎F(8/0)
10位 C大阪(8/0)
12位 新潟(8/−1)
13位 鹿島(7/+1)
14位 鳥栖(7/−4)
15位 札幌(6/−1)
16位 G大阪(3/−8)
17位 横浜FC(2/−8)
18位 柏(2/−8)
第7節の対戦カード
▼4月8日(日)
19:00 横浜FM vs 横浜FC
▼4月9日(日)
19:00 横浜FM vs 横浜FC
14:00 C大阪 vs 札幌
14:00 神戸 vs 新潟
14:00 広島 vs 鳥栖
15:00 FC東京 vs 湘南
15:00 名古屋 vs 浦和
15:00 G大阪 vs 川崎F
15:00 福岡 vs 京都
19:00 柏 vs 鹿島