鎌田大地、今季限りでのフランクフルト退団が濃厚に…クレシェSD「恐らくここを去る」

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2023年04月03日 18:22  サッカーキング

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フランクフルトでの4シーズン目を過ごしている鎌田大地 [写真]=Getty Images
 フランクフルトに所属している日本代表MF鎌田大地は、既報通り今シーズン限りでフランクフルトから退団することとなりそうだ。

 鎌田とフランクフルトの現行契約は今シーズン限りで満了を迎える。現時点で新契約は締結されておらず、去就には大きな注目が集まっている。2月23日にはドイツメディア『Sport1』が、中盤の強化を目論むドルトムントが“トップターゲット”として鎌田に接触していると報道。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏も口頭合意に達したことを報じており、鎌田のドルトムント行きは決定的と見られていた。

 フランクフルトが鎌田への契約延長オファーを取り下げたとの報道もある中、同クラブのSD(スポーツ・ディレクター)を務めるマルクス・クレシェ氏が注目の発言をしたようだ。同SDは1日、ドイツの公共放送局『ZDF』内の番組『Das aktuelle Sportstudio』にて「ダイチ・カマダについては、恐らく今季限りで我々のもとを去ることとなる」とコメント。鎌田と同様に今季限りで現行契約が満了となるフランス人DFエヴァン・ヌディカ、ビッグクラブからの関心が報じられている同代表FWランダル・コロ・ムアニも含め、複数の主力選手たちが退団する可能性を示唆した。

「ここにやって来る選手がいれば、ここを離れる選手もいる。それはいつものことだ。クラブとしても決断を下さなければならない時期となっている。何名の選手がここを離れるかどうかは、これからわかるだろう。クラブにとって重要なのは、起こり得る事態を想定して準備することだ」

 現在26歳の鎌田は2019年夏にシント・トロイデンからの完全移籍でフランクフルトに加入した。加入初年度から主力に定着すると、昨シーズンはヨーロッパリーグ(EL)全13試合の出場で5ゴールを挙げ、クラブに42シーズンぶり2度目となる欧州カップ戦のタイトルをもたらした。フランクフルトで迎える4シーズン目となった今季、ここまで公式戦36試合の出場で13ゴール5アシストを記録している。

 鎌田の移籍先候補についてはドルトムントだけでなく、プレミアリーグ勢やミランなどドイツ国外のクラブ名も浮上している。フランクフルト退団が濃厚と見られる中、鎌田は新天地にどのクラブを選ぶのだろうか。

このニュースに関するつぶやき

  • 年齢考えれば最期の挑戦になるけど、ビッククラブに行っても試合出れないと意味ないよね。 個人的にはCL.ELでコンスタンツに試合出れるチームに移籍してほしい。
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