ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、エルトン・ジョンが大好きだという。元BBCの政治部部長アンドリュー・マー氏が、2014年ソチ冬季オリンピックの前にインタビューした際に、プーチン大統領本人から明かされたそうだ。
ロシアでは当時、同性愛宣伝禁止法を巡る反対運動が起こっており、エルトンも同法について「非人道的」と非難していた。
マー氏はプーチン大統領と同性愛嫌悪について話し合ったこともあるそうで、今回こう明かしていた。
「彼に『ゲイの友人はいるか?』と尋ねたんですが、いるそうです。『同性愛嫌悪か?』とも聞きました」
「『違う』と言っていました。そしてエルトンの音楽がかなり好きだそうです」
また、マー氏は昨年のプーチン大統領へのインタビューを回想。ずば抜けて頭が良かったと続けた。
「彼は例外的でした。彼の非常に冷徹な眼差しについて人々は語りますが、私的には、彼の言うことを聞いていると、それはいろんな言語でのインタビューですが、私が取材した中でも最も賢い人間ですね」
「現在は違うかもしれません。当時(昨年)はそうでした」
一方、ウクライナを軍事侵攻し世界中を危機に追いやるプーチン大統領についてマー氏はこう警鐘を鳴らしていた。
「ここ50年にわたって私たちは国(イギリス)として、率直に言えば精神が錯乱した海外の指導者や精神不安定な人々と向き合ってきました。そして核の脅威ともです。しかしその2つが両方一度にやって来たことはなかった」
「ですから今の状況は私たち、そして世界にとって非常に危険な状態なのです」
元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20230478571.html