ラ・リーガの第28節が8日に行われ、久保建英の所属するレアル・ソシエダがホームでヘタフェと対戦した。
来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場に向けて4位以内を維持したいレアル・ソシエダは、ミケル・オヤルサバルと久保を最前線で起用。久保は右サイド寄りに位置し、そこから好機をうかがった。
前半はホームのレアル・ソシエダが主導権を握るが、ゴールを奪いきれない。41分には、右サイドから久保がクロスを上げ、ファーサイドで折り返されたボールにゴール前のオヤルサバルが反応。シュートまでは持ち込めず、オヤルサバルはファウルを訴えると、VARの末にPK判定。しかし、自らキッカーを務めたPKを止められ、先取点とはならなかった。
それでも前半アディショナルタイム2分、ボックス中央でダビド・シルバのスルーパスを受けたブライス・メンデスがシュート。これはGKにセーブされたが、跳ね返りをオヤルサバルが頭で押し込み、レアル・ソシエダが1−0としてハーフタイムを迎えた。
後半もレアル・ソシエダペースで進むと60分、左サイドから攻撃を仕掛け、ボックス左に侵入したミケル・メリーノがゴール前へセンタリング。このボールに久保が左足で合わせ、リードを広げた。日本人のラ・リーガにおけるシーズン最多得点記録を更新する6ゴール目を挙げた久保は、オヤルサバルと共に66分でお役御免に。試合はそのまま終了となり、レアル・ソシエダが2−0で勝利を収めた。
レアル・ソシエダは次節、15日にアスレティック・ビルバオとの“バスク・ダービー”に臨み、ヘタフェは翌16日にバルセロナをホームに迎える。
【スコア】
レアル・ソシエダ 2−0 ヘタフェ
【得点者】
1−0 45+2分 ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
2−0 60分 久保建英(レアル・ソシエダ)