前田健太、6回8安打4失点で2敗目　4回に集中打許し復帰後初白星はお預け

● ツインズ 3 − 4 ホワイトソックス ○
＜現地時間4月10日　ターゲット・フィールド＞

　ツインズの前田健太投手（34）が10日（日本時間11日）、本拠地でのホワイトソックス戦で今季2度目の先発登板。4回に逆転3ランを浴びるなど5安打を集中され、6回8安打4失点で2敗目を喫した。

　初回は3者凡退スタートを切るなど3回までは無失点。しかし1点リードで迎えた4回、2本の単打で一死一、二塁のピンチを招き、ドジャース時代にバッテリーを組んでいた6番・グランダルに同点となる中前適時打を許した。なおも一、三塁で、続くアルベルトに痛恨の逆転3ラン被弾。2球目のスライダーが真ん中に入り、前田は痛打された瞬間にガックリとうなだれた。

　5回は再び3者凡退で終えるなど6回83球、8安打4失点、3奪三振無四球と試合は作ったが、4回の一挙4失点が響き開幕2連敗。防御率は4.09となった。

　前田は2021年に右肘の靱帯再建手術（通称トミー・ジョン手術）を受け、今季初登板となった4日（同5日）のマーリンズ戦で591日ぶりのメジャー登板。復帰初戦は6回途中1失点と好投するもチームは零敗。2戦目も黒星が付き、復活白星はお預けとなった。