旦那さんが育った環境によっては、“家事は女性の仕事”と考えていることもあるのではないでしょうか。あるママからこんな投稿がありました。
『義母がみかんの皮をむいて出すタイプの専業主婦だったので、旦那は家事は妻がするものと思って疑わないタイプの人です。ゴミ出しや自分のお酒の用意などはするようになったのですが、本気で家事を手伝ったら負けだと考えていると思います。そのためか朝ごはんもパンなど手で食べるものしか食べず、お箸などをこちらが出さなければスープやヨーグルト、サラダは手つかずで出社しています。お箸などは私が出すべきですか? 出せ! と言わないだけマシですか?』
投稿者さんの旦那さんは家事は妻が行うものと思っているため、お箸やスプーンがなくても自分で取りに行くことはないようですね。用意されていないと、手で食べられるものだけをお腹に入れて出社するそうです。投稿者さんとしては、旦那さんが自分でお箸など用意してほしいと思っているのですが、やはり自分がテーブルに並べた方がよいのかなと悩んでいる様子。このような場合、他のママたちならどうするのでしょうか。
自分で用意をしない旦那さんは、そのまま放っておく
『お箸を出さないと食べないなら、自分で出すようになるまでずっと出さない。食べさせなければいいんだよ。そんなことで意地になる男はダサい』
『放っておきなよ。自分のことは自分で、だよ』
『いいんじゃない? 投稿者さんはお箸を出さなくていいよ。もし出せと言われても、「自分のことは自分でして」と言っておけばいいよ』
投稿者さんも気になってイライラするのかもしれませんが、お箸を出すくらいは自分でやってほしいと思ってしまいますよね。旦那さんも意地を張っているのかもしれませんが、旦那さんが自分で用意するまで構わずにいてもよいのでは? との意見がみられました。
さらには……。
『これから朝ごはんは手で食べられないものにする』
『私なら絶対出さない。カレーだけ出して、どうやって食べるのか、ニコニコしながら見守る』
旦那さんが頑なに自分でお箸やスプーンを用意しないならば、少し意地悪をしてしまうというママも……。素手で食べるのが難しい料理を出して、旦那さんがどうするのか観察してみるそうですよ。一度自分で取りに行けばそれがきっかけとなって、その後自分でお箸などを用意してくれるようになるかもしれませんね。
何も言われない方がキツイかも
『不満に思って、当てつけのように食べないでいられるより、言われた方がまだいいかな』
『出せ! と言われた方がまだマシ。お前が出さないから食べられず残すしかない、という当てつけみたいで嫌味っぽい』
投稿者さんの旦那さんはお箸などがなくても何か言ってくることはありませんが、用意した食事に手をつけないことは旦那さんなりの無言の抵抗でもあるのではないでしょうか。そうすることで「お箸を出されなかったから食べられなかった」という嫌味を表しているのかもしれません。それならば、きちんと言葉にしてもらったほうがスッキリすることも多いのではないでしょうか。
今後、投稿者さんができることは?
お箸やスプーンなどをテーブルにまとめて置いておく
『テーブルにスプーンとかお箸を入れたケースを置いておいたら? その方が投稿者さんのストレスが少なそう』
旦那さんがお箸の必要な料理には手をつけないことにストレスを感じるならば、それを軽減させることを考えてみてはいかがでしょう。旦那さんが頑なに自分でやろうとしないならば、「諦める」のもアリかもしれません。お箸などをケースに入れて常にテーブルに置いておけば、食事のたびに取りに行く必要がなくなります。旦那さんが自分で行動することにはつながりませんが、投稿者さんのイライラは少なくなるのではないでしょうか。
自分で用意してほしいと旦那さんに話す
『ずっとそんなことでは、もし投稿者さんが入院になったりしたら何もできなくなっちゃうよ』
『心配したような口調で、私がもし入院したらどうするの? 自分のためにも少しやろう? と言ってみたら?』
今は投稿者さんも家にいますが、今後何があるかはわかりません。入院などで家を空けることがあるかもしれませんよね。そのようなとき、今の旦那さんのままでは何もできませんから、困ってしまうのではないでしょうか。万が一はいつ起きるかわかりません。お箸などを自分で用意することだけではなく、家事も少しずつやってほしいということを旦那さんに話してみるのもよさそうです。
家事をしない旦那さんを変えたいならば、簡単なことから始めて、それを徹底してみよう
『うちの旦那は、最初は投稿者さんの旦那さんみたいだったから、各自キッチンのカウンターからご飯もおかずもお箸も取っていく社食方式にしたよ。自分の分は自分で並べる、必要なものは自分で取りにいくを徹底したら、自然と家事を率先してやるようになった』
今回旦那さんが自分でお箸などを用意しないことに投稿者さんは悩んでいましたが、その先には「家事は妻がやることと考えている」という大きな問題も隠れているのでしょう。今はゴミ出しなどは渋々してくれているようですが、今後は少しずつ家事への参加を促したいですよね。そうしないと、投稿者さんに何かあったとき、困るのは旦那さんではないでしょうか。
また投稿者さんが働いているならば、家事の分担をするのは自然なことでしょう。旦那さんの家事に対する考えを変えていく意味でも、簡単なことから始めてみてはいかがでしょうか。最初は抵抗を示すかもしれません。けれど、まずは自分で食べるものは自分でテーブルに運ぶ、お箸も用意する、など簡単なことを繰り返していくことで、やがては他の家事にも参加してくれるようになるかもしれませんね。
文・こもも 編集・きなこ イラスト・Ponko
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