● 西武 3 − 5 ロッテ ○
<2回戦・ベルーナドーム>
西武の隅田知一郎投手(23)が12日、本拠地でのロッテ戦に先発登板。6回途中5安打5失点で今季2敗目を喫し、昨季から続く自身の連敗記録を球団ワーストの12連敗に更新してしまった。
初回、1番・藤原、2番・友杉に連打を浴びるなど一死一、三塁のピンチを招き、4番・山口に中犠飛を許し先制点を献上。同点に追いついてもらったあとの4回は連続四球で無死一、二塁とし、5番・ポランコに右前適時打を浴び2点目を失った。さらに一死一、三塁で6番・井上には右中間突破の2点適時二塁打を許し4失点目。続投した6回はこの試合4つ目の四球を与えるなど、二死一、二塁のピンチを作り降板した。
リリーフした本田が2者連続四球で押し出しでの生還を許し、隅田の登板結果は6回途中5安打5失点、3奪三振4四球。今季の防御率は4.63となった。
打線は外崎と中村の1号ソロなどで小刻みに反撃するも3得点止まり。2点を追う9回は二死二、三塁の好機を作ったが、最後は途中出場の柘植が右飛に倒れた。
隅田はルーキーイヤーの昨季、デビュー戦となった3月26日のオリックス戦で初勝利を挙げたが、その後は打線の援護にも恵まれず10連敗。今季初登板となった4月5日の楽天戦も6回1失点と好投するも黒星がつき、これで昨年4月から悪夢の12連敗となった。