バイエルン・ミュンヘンに所属するセネガル代表FWサディオ・マネがチームメイトであるドイツ代表FWレロイ・サネの顔面を殴打する事件が発生したようだ。12日、イングランド大手メディアの『スカイスポーツ』が報じている。
11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでバイエルンはマンチェスター・Cとホームで対戦し、0−3で敗戦。低調なパフォーマンスに終始し、ベスト4進出に向けて厳しい状況に追い込まれたバイエルンのドレッシングルームで問題の事件は起こったという。
報道によると、試合終了後、フラストレーションを溜め込んだ両者はドレッシングルームで衝突。口論がエスカレートした末にマネがサネの顔面を殴打し、サネの顔には出血も見られたようだ。事態は悪化し、他のチームメイトが両者を無理やり引き離さなければならなかったという。また、衝突後マネは個人で空港へ向かい、サネはチームバスに乗って帰宅したとのこと。
マネはこの日、69分から途中出場。一方のサネはフル出場を果たしていた。両者は試合中から意見を激しくぶつけ合うシーンが散見、そこでの口論が今回の衝突に繋がったとみられている。4点差以上での勝利が求められるホームでのセカンドレグに向けて、チーム内に不穏な空気が漂っていることは大きな不安材料だ。
なお、バイエルン・ミュンヘンは現時点において、今回の衝突に関する声明等を発表していない。