JR北海道、新型車両737系5/20投入 - 室蘭本線の上下計42本を電車化

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2023年04月13日 15:21  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR北海道は13日、新型車両737系を5月20日から室蘭本線に投入すると発表した。室蘭〜苫小牧間の気動車列車66本のうち約8割を電車での運転とし、キハ143形をすべて置き換えるほか、H100形も一部列車を除き置き換える。


新型車両737系の座席はすべてロングシートで、2両編成での座席数は93席。既存のキハ143形(2両編成での座席数は96席)と座席数がほぼ同じであることに加え、通路が広くなるため、通勤通学時間帯の混雑緩和が図られるという。室蘭〜苫小牧間では、現行のH100形と同様、737系でも乗客がボタンを押してドアを開閉し、乗降する方式が採用される。

気動車から電車に置き換えることで、走行性能も向上。東室蘭〜苫小牧間の所要時間が平均9分・最大17分短縮され、最速の列車は同区間を55分(現行の最速列車より8分短縮)で結ぶ。東室蘭駅や苫小牧駅で新たに接続する列車が増えるなど、利便性も向上する。



737系が導入される5月20日以降、室蘭〜苫小牧間では朝の通勤通学時間帯も含め、多くの列車で時刻・行先が変更に。現在、キハ143形で運転されている札幌駅直通の2本(上下各1本)も737系に置き換えられ、苫小牧〜札幌間の時刻も一部変更される。室蘭〜苫小牧・札幌間において、平日に737系で運転される列車の本数は下り20本・上り22本、計42本(うち上り1本は休日運休)。すべて2両編成での運転を予定している。


なお、室蘭本線を経由する特急「北斗」「すずらん」をはじめ、長万部〜東室蘭間および苫小牧〜岩見沢間の普通列車、日高本線(苫小牧〜鵡川間)の普通列車は5月20日以降も時刻の変更はないが、一部列車において行先・のりばが変更されるとのこと。(MN 鉄道ニュース編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • オールロングって時点でクソ 北海道という地域は県土がでかい故長距離移動が多く大部分のんびり観光する客なんだから着席機会を減らすのはどうかと
    • イイネ!2
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