<空気ダンナ>どんなに仲よしの友達よりもお出かけするならダンナがいい。でも「好きか嫌いかは別」って?

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2023年04月15日 08:40  ママスタセレクト

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行ってみたかったあのお店、待ちに待った旅行。「一緒に行きたいな」と、あなたがまっ先に思い浮かべる相手は誰ですか? ママ友、学生時代からの友達、そして家族。そのなかでもとくにダンナさんを挙げる人はいるでしょうか?

自分にとってのダンナは、好き嫌いを超越した存在?



ママスタコミュニティに「友達よりも、ダンナといるほうがいい」という投稿がありました。コミュニティに集まるママたちのなかには「ダンナは好きではない」と公言する人も少なくありませんが、つまりこれは「ダンナが好き」という意味で……いいのですよね?
『友達とランチするのも楽しいんだけど疲れるし、どんなに仲よしでも気を遣う。ダンナと出かけるほうが気を遣わず話せるし、断然ラク。旅行に行くときの相手も、ダンナしか思い浮かばない。ダンナが一番の友達』
この投稿に続々と届けられたのは、「私も同じ!」と賛同する声でした。
『私もだよ。ダンナには何も気を遣わなくていいから、ラク。友達にはやっぱり気を遣うことが多いし、長時間一緒にいると疲れる』
『私も夫と一緒が一番安心するよ。ママ友なんか気が気じゃないし(何かやらかしたら絶縁)、学生時代の友人はもう疎遠。ダンナはいつも側にいてくれるし、私の味方』
集まったなかには「ダンナが大好き」というコメントもあるものの、「一緒にいるのはラクだけど、好きではない」というものもあります。「気楽」と「好き」は、イコールではないということでしょうか。
『ダンナとはしょっちゅうケンカするし、鬱陶しいとさえ思っているけど、ご飯を食べに行くならダンナが気楽。言いたいこと言えるし。けっして好きではないけどね(笑)』
『私も気楽なのはダンナ。でもそれってダンナが好きってことなの? 考えたこともなかった』
投稿者さんはダンナさんが「一番の友達」だそうですが、他にも「親友」「私の一番の理解者」「相棒」などという表現が散見しました。すでに好き嫌いを超越した、かけがえのない相手ということです。ときめきを思わせる「好き」というワードは、もはやしっくりこない段階になっているのかもしれません。

いて当たり前の存在だから、気遣いは無用。好みも熟知している!


寄せられたコメントで目立ったのが「そんなの当たり前」「そういうものだと思っていた」「それって普通でしょ」といった声です。
『そりゃあ、気楽よね。一緒に暮らせる相手だもん』
『ダンナは空気だもん』
一緒に暮らしている家族だから、ダンナさんはごく日常の存在。「メイクも服装も気にしなくていい」「無言でご飯を食べられるから気楽」といった人もいます。

他にもこんな理由がありました。
『買い物も食事もお互いの好みがわかっているし、金銭面で相手に合わせる必要がないのがラク。予定も立てやすい』
お互いの好みがすっかりわかっていれば、「何か食べたいものはある?」「あれって苦手だったっけ?」などと相手に探りを入れる手間が省けます。「自分は2000円のランチが食べたいけれど、相手は今余裕がなさそうだな」などの、気遣いも無用です。「この日は空いてる?」などと、事前に約束する面倒がないのもいいですよね。お互いのスケジュールはとっくに把握できているのですから。
『私も。というか友達がいなさ過ぎて、ダンナくらいしか話せる相手がいない(笑)』
おつきあいしていた頃から、彼氏(ダンナさん)が友達的な役割を丸ごと引き受けていたカップルもいるでしょう。出産や育児などで忙しくしているうち、親しい友達が絞られてくる場合もあります。つきあいがおっくうになり、すっかり疎遠になったとしても……。ふと隣りを見れば、遊んでくれる相手がいる。それがダンナさんというわけです。
『私も若い頃はもっとキャピキャピ、キラキラしていたと思う。今はダンナと出かけたり、家にいるのが一番いい』
年齢的に落ち着いたことで、わざわざ話題のお店に行ったり遠方まで足を延ばす気力がなくなった人もいそうです。「年々、ダンナが一番気を遣わない相手になった」という声もありました。より”家族”という存在に近づいているのかもしれませんね。

しかし、こんな指摘もあります。
『私もダンナが一番ラクだけど、楽しいかどうかは疑問。それはやっぱり友達に軍配が上がるな。ダンナとは盛り上がらない』
当たり前に吸っている”空気”に、テンションが上がることはありません。刺激や楽しさを求めるなら、ダンナさんよりも友達を選ぶ場合もありそうです。

「ダンナが一番気楽なのは当たり前」って……本当に?



もちろん人によっては「ダンナとのお出かけはつまらない」という声もあります。
『会話も盛り上がらないし、下手したらケンカになる。私が行きたいところに行っても、楽しくなさそうにするからイヤ。ダンナが嫌いなわけじゃないけどね』
『一緒にどこかに行くことには、ストレスしかない。一緒に住んでいる分には無害なんだけどな』
やはりダンナさんが好きか嫌いかとはまた違うところで、一緒に出かけたくないタイプというのが存在するようです。

「ストレスしかない」という方はその理由を「一緒に食事に行くと『一口ちょうだい』『これ半分こしよう』が始まって、イライラする。ドライブの運転もハラハラするし、私が運転すると助手席で爆睡。洋服を試着しても『やっぱりやめよう』と絶対買わない」と、説明してくれました。日常生活ではそれほど気にならない部分が、出先では目に付いてしまうのかもしれません。
『うらやましいなぁ。そんな相手と出会えた投稿者さんは、最高の人生だと思う』
『この世で心を許せる人に出会えるって、簡単そうでそうじゃない。それがダンナさんだったなんて素敵!』
「それって当たり前」という多数派の声を、うらやましく感じる人もいました。多くの人にとってはごくごく普通の状況も、そうではない人からすれば奇跡的なことに思えるようです。投稿者さんも含めた多くの”当たり前派”のみなさんは、日常のなかにある幸せをあらためて噛み締めてみてはいかがですか?

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・マメ美

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