バウアーの来日初登板は4回6K無失点 最速155キロの衝撃デビューに場内どよめき
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2023年04月16日 14:10 ベースボールキング
DeNAの新外国人、トレバー・バウアー投手が16日、イースタン・リーグの西武戦(横須賀)で来日初登板初先発。4回53球を投げて4安打無失点、無四球6奪三振と好投し、場内がどよめくほどの威力を披露した。
初回は一死から蛭間に初球を左翼線へ運ばれて二塁打を許し、いきなり得点圏に走者を背負ったが、3番・高木を130キロナックルカーブ、4番・陽川を131キロスライダーで二者連続空振り三振に打ち取った。
3回は先頭の是澤を3球で空振り三振。続く中山、若林に連打を浴びるなど、一死二・三塁のピンチを招いたが、2番・蛭間をこの日最速の155キロで空振り三振に仕留め、続く高木も152キロで空振り三振に斬った。4回は先頭の4番・陽川を149キロ直球で見逃し三振に打ち取り、三者連続三振。5番・長谷川を中飛、最後は山村を一ゴロに仕留め、この日初めて三者凡退とした。
バウアーは2011年MLBドラフト指名1巡目でダイヤモンドバックスに入団し、翌年にメジャーデビュー。インディアンス時代の2015年に11勝を挙げてブレイクし、同年から4年連続で2ケタ勝利をマークした。2019年にレッズへ移籍し、翌年はコロナ禍の影響でシーズンが大幅に短縮されるも、11度先発して5勝4敗、リーグトップの防御率1.73をマーク。先発投手として最高の栄誉である「サイ・ヤング賞」を受賞した。
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