4月を迎えて新年度に入りました。
新社会人にとって敬語は必須のビジネスマナーです。慣れない敬語に苦戦している人も多いのではないでしょうか。
アニメやゲームには敬語が印象的なキャラクターが数多く登場します。どんな相手でも敬語で話したり、丁寧な口調過ぎて慇懃無礼に思えたり、怒ると途端に罵詈雑言を吐いたりと、描かれ方もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では「“敬語”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。4月4日から4月11日までのアンケート期間中に1503人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約65パーセント、無回答約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約65パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
■昨年から順位が変化!
第1位
1位は『五等分の花嫁』の中野五月。支持率は約7パーセントで、昨年の7位からランクアップしました。
中野五月は五つ子姉妹の末っ子です。「とある理由から姉妹の中でも唯一敬語を使っているのが愛らしい」や「敬語を使っていて真面目なイメージがあるけれど、些細なことで慌てるなど意外な一面にギャップ萌え!」と姉妹の中でも一番の努力家がランクイン。
「敬語を徹底している五月がタメ口を解禁するシーンは作中きっての名場面です」とくだけた口調で想いを伝えるシーンが記憶に残っているというファンも多かったです。2022年公開の映画が大ヒットしたこともあり、昨年から大幅に順位を上げました。
第2位
2位は『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のジェイド・リーチ。トップとはわずか数票差で、昨年の4位から順位を上げています。
ジェイド・リーチはオクタヴィネル寮の2年生で副寮長。「つねに敬語を使っているものの、どこか裏があるように聞こえてしまう妖しさが好き」や「物腰は柔らかいが、さらりと毒舌や悪口を言うところがたまらない」とミステリアスなところが魅力です。「いつも丁寧な口調で微笑んでいて、双子のフロイド・リーチが自由奔放な性格ということもあって、敬語キャラがより強調されています」と双子キャラならではのコメントが届きました。
第3位
3位は『フルーツバスケット』の本田透。支持率は約5パーセントで、昨年の同率トップから順位を下げました。
「敬語キャラといえば、やっぱり透くんです。愛らしくて温かい透くんからたくさんの勇気をもらいました」や「年下年上関係なく礼儀正しく接する透ちゃんは皆を少しずつ変えていく素晴らしい子。敬語なのに距離を感じさせないのも、優しい性格の彼女だからでしょう」と情に厚い性格と、丁寧な言葉づかいがマッチしているとの声が。また「敬語で喋るようになった理由に涙しました」と過去のエピソードに感動したという読者も目立っています。
■そのほかのコメントをご紹介!
『ひろがるスカイ!プリキュア』ソラ・ハレワタールには「口癖は『ヒーローの出番です!』。どんな相手でも敬語で話す主人公プリキュアは珍しいから。真っ直ぐで一途なソラちゃんに似合っています」。
『ドラゴンボール』フリーザには「宇宙の帝王でありながら部下や敵対者であっても妙に丁寧な口調で接するのが、かえって不気味さを際立たせていました。追い詰められると突然荒々しい口調になるのもインパクトがありますね」。
『鬼灯の冷徹』鬼灯には「敬語を使っているが相手を敬っているわけではないのが鬼灯様っぽい。敬語の中にも厳しさが感じられて背筋がピリッとします」。
『カードキャプターさくら』大道寺知世には「家族や友達、先生と誰に対しても敬語で接していて、お嬢様らしい育ちの良さが伝わってくるから」と『クリアカード編』の続編のアニメ化が決まったタイトルにも投票がありました。
2023年版では順位が大きく変化する結果に。丁寧な口調が似合う優しい登場人物はもちろん、裏の顔を持つキャラにも投票がありました。
■ランキングトップ10
[“敬語”キャラといえば? 2023年版]
1位 中野五月 『五等分の花嫁』
2位 ジェイド・リーチ 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
3位 本田透 『フルーツバスケット』
4位 七海建人 『呪術廻戦』
5位 黒子テツヤ 『黒子のバスケ』
6位 フリーザ 『ドラゴンボール』
7位 サシャ・ブラウス 『進撃の巨人』
8位 日本 『ヘタリア Axis Powers』
9位 和泉一織 『アイドリッシュセブン』
10位 赤葦京治 『ハイキュー!!』
10位 鬼灯 『鬼灯の冷徹』
(回答期間:2023年4月4日〜4月11日)
■ランキングトップ20
[“敬語”キャラといえば? 2023年版]
1位 中野五月 『五等分の花嫁』
2位 ジェイド・リーチ 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
3位 本田透 『フルーツバスケット』
4位 七海建人 『呪術廻戦』
5位 黒子テツヤ 『黒子のバスケ』
6位 フリーザ 『ドラゴンボール』
7位 サシャ・ブラウス 『進撃の巨人』
8位 日本 『ヘタリア Axis Powers』
9位 和泉一織 『アイドリッシュセブン』
10位 赤葦京治 『ハイキュー!!』
10位 鬼灯 『鬼灯の冷徹』
12位 フョードル・D 『文豪ストレイドッグス』
13位 円谷光彦 『名探偵コナン』
14位 キュアスカイ/ソラ・ハレワタール 『ひろがるスカイ!プリキュア』
15位 フグ田タラオ 『サザエさん』
16位 胡蝶しのぶ 『鬼滅の刃』
17位 伏見弓弦 『あんさんぶるスターズ!』
18位 条野採菊 『文豪ストレイドッグス』
19位 園田海未 『ラブライブ!』
20位 ヨル・フォージャー 『SPY×FAMILY』
(回答期間:2023年4月4日〜4月11日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。