仕事のデキる人だけが身につけている仕事を「分ける」技術

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2023年04月16日 18:01  新刊JP

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仕事のデキる人だけが身につけている仕事を「分ける」技術(*画像はイメージです)
仕事が遅かったり、ミスが多かったり、情報を正確に伝えられなかったり。
なかなか仕事の成果が出ない要因は人によって様々。その一つとして、「分ける」ことができていない、というのがある。

意識的かそうでないかはさておき、仕事がデキる人を見ると、「分ける」という行為を必ず行っている。
「分ける」とは「分類・分解できている」という意味だ。そしてきちんと分けられていると分かりやすくなる。つまり「分かる」ということにつながる。

『仕事が速くてミスしない人がやっている「分ける」仕事術』(吉田英憲著、フォレスト出版刊)はそんな「分ける」技術を身につけ、仕事のスピードと質を劇的にアップさせる仕事術を伝授する。

では、具体的に何をどう分ければ、仕事のスピードがアップするのか。
本書から「タイムマネジメント」で使える「分ける」仕事術をピックアップしよう。

■仕事がデキる人は作業を分解して時間を見積もる

例えば、1日のスケジュールにおいて、「何を」「いつ」行うかの行動管理をするタイムマネジメントでも「分ける」ことが重要だ。

「分ける」ことができている人とできていない人では、スケジュール管理において大きな差が出る。
報告書を作成する場合、「分ける」ことができている人は「構成を検討するのに5分」「作成に20分」「確認に5分」というように、作業を分解してそれぞれにかかる時間を見積もり、締め切りを意識して作業をする。

一方、分けることが苦手な人は「だいたい30〜40分だろう」とアバウトに時間を見積もる。その結果、気づくと予定時間を過ぎてしまう。これは見積りの甘さが原因だ。
こういったことが1年、2年と続くと、時間の使い方が上手い人と苦手な人で、同じ時間働いていても仕事の成果が大きく変わってくる。

■業務を「3分割」してみよう

「分ける」ことが苦手であれば、本書で紹介されている「3分割法」を試してみよう。これは、前述の報告書のように「構成を検討するのに5分」「作成に20分」「確認に5分」と業務を3分割するというものだ。

数時間かかる業務のときは、30分単位で分割する。見積書の作成なら「過去の類似物件の調査に60分」「見積書と付属資料の作成に90分」「社内での検討会に30分」といった具合だ。

こうして分割することで仕事の進行スケジュールが立てやすくなる。そのスケジュールに沿ってやっていくことを意識すれば、自然と仕事も進みが速くなるはずだ。

 ◇

仕事や時間管理が上手くいっていない人は、「分ける」ことを実践してみてはどうだろう。仕事の質も成果もスピードも上がるはずだ。

(新刊JP編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • ところがどっこい、見積もりが甘いんじゃなくて、横入り仕事が余裕時間を超えて入ってくるからどうしようもなくなるっていうのが実情だぞ。
    • イイネ!2
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