● アスレチックス 0 − 4 カブス ○
<現地時間4月18日 オークランド・コロシアム>
カブスの鈴木誠也外野手(28)が18日(日本時間19日)、敵地でのアスレチックス戦に「4番・右翼」で先発出場。2安打3四球で全5打席出塁をマークし、チームを3連勝へ導いた。
アスレチックスの先発左腕・ウォルディチャックと対戦し、一死一、二塁だった初回の第1打席は二塁への内野安打で出塁。カウント2−2後の内角直球に詰まらされたが、俊足を生かし2試合連続安打をもぎとった。
二死無走者だった3回の第2打席は左前へのクリーンヒット。前の打席で詰まらされた内角直球を、この打席はコンパクトに弾き返した。5回の第3打席はフルカウント後の高め直球を見送り四球で出塁。3安打を放った前日に続き3出塁を記録した。
0−0のまま迎えた8回は、イニング先頭で4番手右腕・メイと対戦。この打席はストレートの四球を選び4打席連続出塁とした。続くウィズダムの左翼線二塁打へ三塁へ進むと、6番・ベリンジャーに右前適時打で先制の生還。カブスはその後も打線がつながり、一挙4点のビッグイニングとした。
鈴木は9回の第5打席も四球を選び5打席連続出塁。この日は2打数2安打、3四球1得点の活躍で打率は.350にアップした。
カブスは打線が7回まで無得点だったが、8回に鈴木の四球から打線がつながり一挙4得点。投げては白星こそつかなかったものの、先発・ストローマンが6回2安打無失点の快投を見せ完封リレーで3連勝。貯金は今季最多の「4」となった。