ロッテ・育成出身6年目の森遼大朗がプロ初勝利「皆さんが必死に繋いでくれた」記念球に笑顔
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2023年04月19日 21:34 ベースボールキング
● 日本ハム 3 − 4 ロッテ ○
<5回戦・エスコンF>
ロッテの森遼大朗投手(23)が19日、敵地での日本ハム戦で5回1/3(81球)を投げ、5安打2失点、1四球2三振と好投し、プロ初勝利を掴んだ。
2回に7番・井上晴哉の1号2ランで先制した直後に1点を返されたものの、3回にも1番・藤原恭大の適時打などで2得点。味方の援護にも恵まれた今季初登板の右腕は、3回から5回まで3イニング連続3者凡退とリズムに乗った。
森は6回先頭の清宮幸太郎に右二塁打を打たれ、一死三塁となったところで降板。2番手の坂本光士郎が谷内亮太に適時打、8回に4番手・小野郁が1点差とされ、さらに9回は澤村拓一が一死一・三塁のピンチを招いたが、あと1本は許さずゲームセット。リリーフ陣がなんとか踏ん張り、育成出身の高卒6年目右腕に白星をプレゼントした。
昨季の一軍デビューから通算4試合目で嬉しいプロ初勝利を掴んだ森は、「とにかくホッとしています」と安堵の笑顔。「皆さんが必死に繋いで勝ちを持ってきてくれたのですごく嬉しいです」と、ウィニングボールを手に喜びを噛み締め、「今日をきっかけに飛躍していくシーズンにしたいと思います」とさらなる活躍を誓った。
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