春になると店頭に並ぶ新たまねぎ。みずみずしくて甘みがあるのにピリッと辛みも効いている、そんな新たまねぎを見るとつい手が伸びるママはいませんか? ママスタコミュニティに新たまねぎを買ったママから投稿がありました。
『新たまねぎを3kg買いました。みなさんのオススメの食べ方を教えてください。子どもが1歳なのですが、小さい子でも食べられるメニューもお願いします。あと長持ちする保存方法も知りたいです』投稿を読んだママたちからは、とっておきのオススメ料理が披露されました。
そのままでも炒めてもおいしい新たまねぎ
生のままがおいしい料理
『さばサラダ。さばの水煮缶にスライスした新たまねぎをのせて、マヨネーズとしょう油をかけて食べる。おいしいよ』
『新たまねぎをスライスする。さきいかを割く。合わせてフレンチドレッシングで和える。さきいかをロースハムに代えてもいい。作ってすぐに食べてもいいし、馴染んでから食べてもいい』
『新たまねぎときゅうりをスライスする。塩水につける。辛みが消えたら水切りしてツナ缶をまぜる。そのままでもおいしいけれど、マヨネーズで和えたりフレンチドレッシングをかけてもおいしいよ』
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『くし形に切ってマリネ液に漬け込む。食べるときにしょう油、お酢、にんにく、砂糖、とうがらしで味付け。お好みで青じそを刻んでゴマをふる』新鮮な新たまねぎならではのみずみずしさや、サッパリ感を活かした料理がズラリ! サラダやマリネにしても、和え物にしてもいいですよね。また組み合わせる食材にバリエーションをもたせれば、副菜として何度でも食卓に並べてもよさそうです。
加熱して食す!
『ザクザクと粗切りしてツナ缶と和える。電子レンジで500wで6〜7分。熱いうちにバターと牡蠣だししょう油をかけて、混ぜたらできあがり』
『甘くなるまで炒めて、バターとしょう油で味つけ。エリンギやベーコンと一緒に炒めてもいい。食べるときにマヨネーズとかつお節をかけるのもおいしい』
『丸ごとの新たまねぎを十字に切って、無塩バターをのせて電子レンジでチン。食べるときに粗塩をふる。バターじゃなくてツナマヨをのせるのもおいしいよ』
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子どもが食べやすい新たまねぎ料理
投稿者さんから「1歳の子どもも食べられる新たまねぎの料理を教えて」とリクエストがあり、いく人かのママがオススメする料理をコメントしてくれました。オススメされた料理に、少しポイントを付け足しながら紹介します。
丸ごとコンソメで煮たスープ
『新たまねぎを丸ごとコンソメで煮たスープ。これなら1歳児もOK!』新たまねぎの芯をくり抜いて、新たまねぎがトロトロになるまで煮ると甘いスープのできあがり! 小さいお子さんが食べるなら、はじめから新たまねぎを食べやすい大きさにカットして煮るといいですよ。また圧力鍋で煮れば短時間で作れるので忙しいときに便利。
ポタージュスープ
『ポタージュスープ』
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新たまねぎの炊き込みご飯
『丸ごと1個、ベーコンとバターと一緒に炊飯器に入れて米と一緒に炊く』新たまねぎの芯を切り落とし、食べやすい大きさにカット。ベーコンもカットします。炊き込みご飯の水加減ですが、わが家の場合、新たまねぎから水分が出るので、普段ご飯を炊く水量より少なめにしています。お米の上にカットした新たまねぎとベーコンとバターをのせ炊飯。炊きあがったらご飯をほぐし塩やコンソメで味を整えます。
傷みやすい新たまねぎ。保存はどうしたらいい?
たまねぎは普通、日持ちを良くするために収穫してから1ヶ月ほど乾燥させてから出荷します。しかし新たまねぎは収穫してすぐ出荷するので、普通のたまねぎより水分が多く含まれ柔らかいという特徴があります。新たまねぎが傷みやすいのは、普通のたまねぎのように乾燥させていないからなんです。
参考:農林水産省 消費者の部屋「新たまねぎと普通のたまねぎとは品種が違うのですか」
農家さん直伝!新たまねぎの保存法は?
筆者は5、6月ころになると近所の農家さんから、収穫したばかりの新たまねぎを大量にいただくことがあります。その際、農家さんから、「すぐ傷むから」と保存の仕方を教えてもらいました。新たまねぎは、できれば冷蔵庫で保存したほうがいいとのこと。さらにキッチンペーパーや新聞紙で包むと水分を吸ってくれるので、より効果的。冷蔵庫に入りきらないときは、風通しの良い冷暗所に新聞紙を敷いてその上に並べて置く。それでも食べきれないときは、料理しやすい大きさにカットして、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。
筆者は新たまねぎをスープやハンバーグに使うことが多いので、ざく切りにしたバッグとみじん切りにしたバッグに分けて冷凍保存します。料理するときは、凍ったままフライパンや鍋に入れて加熱できるので、新たまねぎの冷凍保存はとても便利。ぜひ試してみてください。
新たまねぎを家族みんなで楽しんで
たまねぎは1年中いつでも手に入りますが、新たまねぎは春しか味わえません。そしてこのおいしさは、大人だけではなく小さなお子さんにも味わってほしいですよね。ママたちが勧めてくれた新たまねぎ料理アレコレを、ぜひみなさんも作ってみてくださいね。
文・間宮陽子 編集・Natsu イラスト・Ponko