○ レンジャーズ 18 − 3 アスレチックス ●
<現地時間4月22日 グローブライフ・フィールド>
アスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)が22日(日本時間23日)、敵地でのレンジャーズ戦に先発登板。3回途中7安打8失点でノックアウトされ、メジャーデビューから4連敗となった。
2点の援護点をもらい初回のマウンドに上がったが、いきなり先頭打者に四球を与えたあと、4番・ガルシアに初球のスライダーを左翼席へ運ばれ同点に追いつかれた。2回は二塁打と自らの暴投で一死三塁のピンチを招き、1番・セミエンに左前適時打を許し逆転となる3失点目。そのあと二死一、二塁のピンチで同点2ランを浴びたガルシアに死球をぶつけてしまい、場内から大ブーイングが沸き起こった。
二死満塁で踏ん張りたい藤浪だったが、5番・ヤン、続くハイムに連続適時打を浴び、2回だけで一挙5失点。3回も先頭打者に四球を与えたあと再び暴投で進塁を許すなど、一死三塁の場面で降板を告げられた。
後続投手が三塁走者の生還を許し、藤浪の登板結果は3回途中7安打8失点、2奪三振4四死球2暴投。失点、自責点ともに「24」は現時点でメジャー全体でワーストとなり、防御率は14.40となった。
アスレチックスはリリーフ投手もレンジャーズ打線の猛攻を受け、大量ビハインドの8回は内野手のピーターソンが登板。今季ワーストを更新する18失点の惨敗で、藤浪のメジャー初勝利はまたもお預けとなった。