● エンゼルス 4 − 5 アストロズ ○
<現地時間5月10日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手(28)が10日(日本時間11日)、本拠地でのアストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。3点を追う9回に8号2ランを放ったが、チームは反撃及ばず2カード連続負け越しとなった。
前日9日(同10日)の同戦は「3番・投手兼指名打者」でフル出場。7回6安打3失点で今季初黒星を喫し、打っては3打数無安打に終わった。この日は登板翌日のデーゲーム出場で3打席目まで3打数無安打2三振。アストロズの先発右腕・ハビエルに苦しめられた。
それでも2−5と3点を追う9回、無死一塁で抑え右腕のプレスリーと対戦。カウント1−2後の低めカーブを上手くすくい上げた打球は、右中間席に着弾する追撃2ランとなった。打球速度102.6マイル(約165キロ)、飛距離408フィート(約124メートル)の一撃。本塁打は4月30日(同5月1日)のブリュワーズ戦以来、8試合ぶりとなった。
エンゼルスは1点差に迫り、続くレンドン、レンフローの連打で無死一、二塁としたが、6番・ドゥルーリーが空振り三振に倒れるなど後続が3者凡退。反撃及ばず結局1点差で敗れ、5日(同6日)から始まったレンジャーズとアストロズとの“同地区上位対決”は、いずれの3連戦も1勝2敗で2カード連続負け越し。残る貯金は「2」となった。
大谷は4打数1安打2打点、1得点2三振の打撃結果。打率は.293となった。