○ パドレス 7 − 0 レッドソックス ●
<現地時間5月21日 ペトコ・パーク>
レッドソックスの吉田正尚選手(29)が21日(日本時間22日)、敵地でのパドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場。4試合ぶりとなるマルチ安打をマークしたが、チームは完封負けを喫した。
第1打席は8球目に四球を選んで出塁するも、後続が続かず得点とはならなかった。
4回に迎えた第2打席では、4球目のアウトローのチェンジアップを持ち前のバットコントロールで上手くセンター前へ運び5試合連続安打。その後、連打で無死一・二塁の好機となったが併殺もあり得点することは出来なかった。
6点ビハインドで迎えた6回の第3打席は、フルカウントまで粘るも7球目の高めのシンカーにバットが空を切った。
8回二死一塁の第4打席は、NPB在籍時代に対戦経験も多くある元ソフトバンクのニコラス・マルティネスとの対戦となった。2球で2ストライクと追い込まれたが、3球目のインハイのシンカーを逆方向に運び、二死一・二塁の好機を演出した。
いずれも得点につながることはなかったが、4試合ぶりとなるマルチ安打で、再び3割超えの打率.303まで上昇した。
レッドソックスはパドレスよりも多い7安打3四球で塁上を賑わせるも、残塁8と打線が繋がりを欠き、今季2度目の完封負け。3回途中5失点と試合を作れなかったコリー・クルバーに6敗目(2勝)が記録された。