刺しゅう技法のひとつである「クロスステッチ」を用いて、主にゲームをモチーフにしたファンアートをSNSで発表している「きらとま」さんが、足かけ2年にわたる大作を完成させました。
それは45mm四方の枠の中に作品を入れ、壁いっぱいに展示していく、というもの。総数108個に及ぶ作品から成る光景は、まさに「ゲームの壁」。
元々は部屋の空きスペースに作品を飾ろうと思った、というふとしたきっかけで始まった今回の制作。実はその途中2023年7月に、きらとまさんが特にお気に入りだという「星のカービィスーパーデラックス」の全コピー能力を完成させた際、おたくま経済新聞にて紹介させていただいたこともありました。
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その後も制作を継続し、ついに完成に至ったのが2024年1月7日。額装された作品が規則正しく並ぶ様子は、まるで美術館の展示を思わせます。もちろんどの刺しゅうも丁寧に作り込まれ、ゲームならではのドットグラフィックを完全再現しています。
カービィの他にもMOTHERや聖剣伝説、ロマンシング サ・ガなど往年の名作がズラリと並ぶ中、思い入れの深い作品として紹介してくれたのは「スーパーマリオRPG」に登場する仲間キャラクターの5作品。
こちらは同作がニンテンドースイッチ用ソフトとしてリメイクされることが決定したことをうけて、制作した作品とのこと。何を作るか絞ることが出来なかった結果、仲間全員分作ることにしたのだそう。各キャラをイメージした背景のカラーも素敵です。
全体で高さ90cm、幅120cmに及ぶ作品は、きらとまさんの自宅のテレビの上に飾られており、いつでも目に入るように。眺めているだけで、懐かしの作品の思い出に浸れること間違いなしでしょう。
「壁が埋まってもまだまだ作りたい物がたくさんあるので……これからも作るぞーって感じです!」と今後の意気込みを語ったきらとまさん。大作の完成をもってしてもなお、制作意欲は尽きないようです。
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<記事化協力>
嫌いなトマトも残さず食べる きらとまさん(@tomato_kirai48)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024011005.html
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