「TOKYO MODERNISM」は、無印良品とイデーが「日常芸術」をテーマにアートを広げるプロジェクト「Life in Art」の一環として、2022年にスタート。第3回目となる今回は、“ミッドセンチュリー”と呼ばれる1940〜1960年代のヨーロッパや北欧、アメリカ、日本などを中心に世界各国の優れたデザイナーによって生み出された造形美や機能美を、それらが生まれた背景とともに「MODERNISM SHOW」「MODERNISM AUCTION #Chairs & Objects」「Mid-Century MUJI展」の3つの企画で紹介する。
メイン企画である「MODERNISM SHOW」では、MUJI HOTEL GINZAの7・8階の客室を舞台に、約30のギャラリーやヴィンテージショップが集結し、世界中のモダンデザインのヴィンテージプロダクトを展示販売する。オークション企画「MODERNISM AUCTION #Chairs & Objects」では、同イベントに参加するショップやギャラリーオーナー、無印良品やイデーと縁のあるクリエイターやアーティストなど約40人が、愛用のヴィンテージチェアやオブジェといったアイテムを出品。出品アイテムは「IDÉE TOKYO」併設のギャラリーに展示し、競りは行わずに最高額をつけた入札者が落札者となり、該当者にのみ連絡するサイレントオークション形式で実施する。
無印良品 銀座 6階の「ATELIER MUJI GINZA」では、1940〜1960年代に生まれたデザイン様式である「Mid-Century Modern」をテーマにした展覧会「Mid-Century MUJI展」を開催。同展では、ミッドセンチュリースタイルを日本に伝えた第一人者である須田哲正が、過度な装飾を省き、時代や暮らしに合わせたシンプルさをデザインに反映してきた無印良品の既存商品をベースに色やマテリアルでアレンジを加えることで、ミッドセンチュリーモダンスタイルのプロダクトを製作。それらを用いて「建築家の部屋」をイメージした空間を構成し、展示する。
そのほか、会期中にはトークイベントや体験型イベントの開催などを予定しているといい、詳細はLife in Artの公式サイトや公式インスタグラムで追って告知される。
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