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英南西部デヴォンで開催されたビクトン国際馬術大会で、37歳のライダー、ジョージー・キャンベルが落馬。同大会は5月26日、「残念ながら救えなかった」と声明を出し、ジョージーの訃報を伝えています。
●その場で介抱も救えず
5月23日から26日まで開催された同大会は、初心者からベテランまでが参加できる英南西部最大級の大会。事故の同日、英国内の馬場馬術競技などを統括するBritish Eventingは公式サイトを通じ、「心から残念である」とジョージーが死亡事故に遭ったことを発表しました。
「フェンス5bで落馬したあと、すぐに医療関係者が駆け付けたものの、残念ながら救うことはできませんでした」と事故の状況を述べ、ジョージーの愛馬グローバル・クエストに関しては「現場の獣医によって診断され、厩舎まで歩いて戻り、けがはありませんでした」と無事であったことを伝えました。そして「ご家族のプライバシーを尊重し、これ以上の詳細は公表いたしません」と結んでいます。
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●直前の投稿では人馬ともに「絶好調」
ジョージーは2020年12月に同じくライダーであるジェシー・キャンベルと結婚。2人がイベントライダーとして共同で運営するInstagramアカウントでは、5月5日にグローバル・クエストと走るジョージーの動画が投稿され、グローバル・クエストは「絶好調」と伝えたばかりでした。
●世界中から追悼コメントが寄せられる
同大会とBritish Eventing、また馬術界の仲間たちはInstagramへ黒い背景にオリーヴの枝を咥えた鳩、白と紫のハートが描かれた画像を投稿。「ジョージーのご家族とご友人へ、この悲痛な時期へお悔やみを申し上げます」などと追悼しています。
またこの投稿や、ジョージーのInstagam最後の投稿へも、「ドイツからジョージーのご家族と彼女を愛する人々へ深い哀悼の意を」「チェコの馬術競技を愛するファミリーから、お悔やみを申し上げます」と世界中の馬術愛好者から追悼のコメントが寄せられました。
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また、「何て悲しい。あまりに若すぎる」「何て悲劇的な事故」「ジョージー、安らかに。巨大なコミュニティーに惜しまれ、いつまでも私たちの心にいるよ」「スポーツの情熱にあふれたすばらしいライダーだったね。寂しくなるよ」など早すぎる死に悲しみの声が相次いでいます。
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