● レッズ 2−4 カブス ○
<現地時間6月9日 グレートアメリカン・ボールパーク>
シカゴ・カブスが同地区2位レッズとの4連戦スイープを回避。先発した今永昇太投手(30)が7回途中2失点の投球で今季6勝目をマーク。鈴木誠也外野手(29)は「2番・指名打者」で2試合ぶりにスタメン復帰し、3安打を放った。
カブスは初回、無死一塁から鈴木が二塁打を放ってチャンスメイク。その後一死満塁とすると、5番イアン・ハップが走者一掃の適時二塁打を放ち3点を先制。幸先良く今永を援護した。
リードを持っての登板となった今永は初回を2三振含む三者凡退で終え、2回裏は安打を許しながらも無失点。3回裏には8番メーリに2号ソロを浴びるも、以降は無安打投球で6回裏を終えた。
7回裏にも続投した今永だったが、先頭打者から3連打を浴び1失点。最後は7番フリードルから空振り三振を奪い、二死三塁となったところで2番手マーク・ライターJr.に交代。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
今永の後を受けたライターJr.は代打フレーリーを三振に仕留め火消し成功。回跨ぎの8回裏も無失点に抑え、最終回は守護神エクトル・ネリスが三者凡退で締め、逃げ切り勝利。連敗を3でストップした。
この試合の今永は6回2/3、94球を投げて5安打、1四球、7奪三振、2失点という内容で現地時間5月1日以来となる白星。再び規定投球回に到達し、ナショナル・リーグ3位の防御率1.96を記録している。
また、鈴木誠也は5打数3安打、2三振の内容で現地時間4月9日以来、今季3度目の1試合3安打を記録。今季成績は打率.272、OPS.801に上昇している。