と、まぁこんな感じで会えば毎回口喧嘩のようなことが繰り広げられていました。
地域的に同居をしている家庭が多かったのですが、姑と暮らしたら自分がおかしくなる! と思い、同居はせずにここまでやってきました。手伝いなど、用事があるときに助けにいくというスタンスをとっていました。しかし手伝いに駆り出される度に喧嘩になってしまうため、基本は夫が行き、私は姑とそこまで頻繁に会うことはありませんでした。
「お母さんもひとりじゃ寂しいし、お父さんが亡くなった今が、そのタイミングだよなぁ?」なんて親戚のおじさんに言われた私たち。夫はうつむいて黙ったままでした。
同居なんてするつもりないのに……これは困った展開になってきました。
姑は舅が亡くなったことで、私たち夫婦と同居するつもりでいたようでした。
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親戚たちの視線も怖いし、何より体裁が悪いと思ってしまったのです。
そんなときにふとひらめいたのが、私の息子家族が姑と同居する案でした。
息子は姑にとって孫にあたるため、昔から目に入れても痛くないほどの溺愛っぷり。
孫とそのお嫁さん、ひ孫までが一緒に住んでくれるとなったら、きっと姑も大喜びするでしょう。
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【第2話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙