バスを待つ時間にママ友ができそうで嬉しかったのですが、私は同じバス停で会う先輩ママたちから雑用係にされたうえ、気にさわる言葉を言われつづけてほとほと参ってしまいました。
ここのバス停の子どもたちは、幼稚園から帰ってくると、一緒に公園で遊んだり家に集まったりする習慣があります。先輩ママを中心に遊ぶ企画を立ててくれて、最初は親子で楽しく参加していました。しかし、最近ではわが家をたまり場にされたり、送迎の足に使われたり、度が過ぎていると感じることがあります……。
私が断るたびに、子どものいる前でイヤミを言われます。娘のお友だち関係に悪影響が出てはいけないと考えた私は、結局ママたちの要求に応えつづけてしまいます。同じバス停のママたちが似たような感じで、唯一ミオリさんだけが、私に優しく接してくれました。
ほとんどのママにキツく当たられるなか、ミオリさんの声がけは本当にありがたかったです。ただ、ミオリさんもチエミさんを含む他のママから目をつけられるのはイヤなのでしょう。チエミさんや他のママに私が責められていても、面と向かっては助けてくれません。
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長女を産んですぐ、子育て環境に良さそうな場所を選んで今住んでいるマンションに引っ越してきました。
子どもが多いエリアだし、娘にお友だちができて嬉しく思っていたのに……こんな地域だと思いませんでした。私を取りまくママたちだけが特殊なのでしょうか。
いずれにしろ同じバス停のママたちとのお付き合いはもう限界でした。幸い娘は幼稚園を楽しんでいるので転園はせず、車での送迎に切り替えることにします。
【中編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・横内みか
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