ついに長年抱いていた不満があふれてきました。私が強く反論したことに驚いたのか、シュンペイは口をつぐんでいます。
「そう思って我慢してたけど、カードのことで私を責めるならもうやめてほしい」つい口から出た本音にシュンペイが聞き返してきました。
数日後、私はシュンペイが趣味にどれだけのお金を費やしているのかが気になり、彼の部屋に入りました。そこには大量のコレクションが飾られており、床にもトレーディングカードを収納した箱が積み上げられています。
私はシュンペイが家族をないがしろにして多くの時間とお金を趣味に費やしていたことに対して、怒りがこみ上げてきました。
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私とシュンペイは洗濯してくしゃくしゃになったトレーディングカードが原因で大ゲンカをしてしまいました。
服を放置したのはシュンペイなのに、自分の趣味のものだからという理由で熱くなって私を責めてきたことが許せませんでした。
しばらく口をきかずに過ごしていたのですが、シュンペイから「大切なものをないがしろにされる気持ちも考えてくれ!」と言われ、彼の趣味に対する思いをまったく考えずに発言していたことに気づいたのです。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・風沢氷花 作画・かちこ 編集・塚田萌
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