● エンゼルス 3 − 5 アストロズ ○
<現地時間9月13日 エンゼル・スタジアム>
アストロズの菊池雄星投手(33)が13日(日本時間14日)、敵地でのエンゼルス戦に先発登板。7回3安打3失点の好投で今季9勝目(9敗)を挙げた。トレード移籍後は無傷の5連勝。登板試合はチーム8戦全勝となった。
立ち上がりは危なげなく無失点スタート。4点リードの3回は先頭から連続四球を与えると、その後、3番・シャヌエルの左前適時打を許すなど2点を失った。4回は簡単に二死を奪うも7番・モニアクにソロ被弾。1ボール2ストライクと追い込んだあとの95マイル(約153キロ)の内角直球を右中間席へ運ばれた。
1点差に迫られたものの、5回以降は3イニング連続3者凡退の快投。移籍後最長タイの7イニングを3安打3失点にまとめ、これで今季の通算防御率は4.29、アストロズ移籍後の防御率は3.19となった。
また、7月まで在籍していたブルージェイズでの登板と合わせ、今季の投球回は163回2/3。メジャー挑戦後、初めて規定投球回をクリアした昨季(167回2/3)に続き、2年連続で規定投球回クリアを果たした。
アストロズ打線は3回に5番・ブレグマンが23号2ランを放つなど、3回までに4点を先取。1点リードの9回は2番・アルバレスが33号ソロを放ち貴重な5点目を加えた。