Googleの「謎キーボード」に秋の新作、2024年は“メビウスの輪” 「ひっくり返しても入力できる」

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2024年10月01日 10:21  ITmedia NEWS

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 正気とは思えない新発想のキーボードを世に送り出してきた、Googleの日本語入力アプリ「Gboard」チームから“秋の新作”が登場した。2024年は、過去作からさらに“ひとひねり”加えた新型キーボード「Gboard 両面バージョン」を投入する。


【画像を見る】Googleが作った過去の「変態キーボード」たちと今年の新作


 両面バージョンは、円形状のキーボードに「メビウスの輪」のようなねじりを加えた筐体を採用。裏表どちらにもキーを取り付けた「208配列」で、「ダブルサイデッド オーソリニア」と名付けた、格子状のキーレイアウトを採用する。キースイッチはMX互換(ホットスワップ対応)、26×8ドットのグラフィック表示にも対応。重さは「ドーナツ約20.8個分」とうたう。


 Gboardチームは、101キーボードにちなんで毎年10月1日に新作キーボードを発表してきた。これまでは、キーボードの「キー」や「ボー」に焦点を当てて開発していたが、「我々はキーボードには片面にしかキーがついていないことに気付いてしまいました。キーボードをひっくり返すとまったくキー入力ができなくなってしまう」と、新たな課題を発見したという。


 「この大きな問題を解決しようと頭をひねった結果たどり着いたのが、今回のキーボードです」「これまではキーボードをしっかり前に置いて使う必要がありましたが、このキーボードなら大丈夫です。フロントエンド開発にもピッタリです。キーボードをうっかり裏返してしまって使えずに困ったこともありましたが、このキーボードなら大丈夫です。バックエンド開発にもバッチリです」(同チーム)


 商品化の予定はないものの、設計図をGitHubで公開中。パーツを用意することで実際に自作可能。今後は「一行にしたフープバージョン、洗髪時に便利な防水バージョン、輪をかけてひねりをくわえた二重らせんバージョンなどの、さまざまなデザインをたえまなく検討する」(Gboardチーム)としている。



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  • 古生代の地層から発掘されたそうです。
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