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ローソンは10月21日から全国のローソン店舗で「やみつきフェア」を開催する。「やみつき」をキーワードにした商品9品を展開するが、目玉となるのは「悪魔のおにぎり」(138円)だ。かつて大ヒットした商品だが、2021年に終売していた。10月18日開催の発表会で、商品開発担当者が復活させた狙いを説明した。
【画像】悪魔のおにぎりの中身、やみつきフェアのヤンニョムまぜうどん、チーズマグマチャーハン、伝説のすた丼屋監修 豚スタミナにんにく丼など(全8枚)
やみつきフェアでは、「繰り返し食べてもらう」「クセになる」をコンセプトにした商品をそろえた。例えば、ニンニクを効かせたキムチチャーハンの上にチーズと甘辛いヤンニョムソースをかけた「チーズマグマチャーハン」(646円)や、コチュジャンとごま油の風味が強い「辛旨コーン&ツナマヨネーズ」(167円)などをラインアップした。
「おいしいを感じる言葉」に関する民間調査会社のデータによると、上位に「やみつきになる」がランクインしていることから、今回のフェアを企画したという。
フェアのメインターゲットは20代の男女だ。今回用意している「ヤンニョムチーズキンパ」(397円)や、「ヤンニョムまぜうどん」(497円)といった韓国料理は若い女性に支持されている。
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●悪魔のおにぎりを目玉商品にするワケ
ローソンが目玉商品として打ち出すのが、悪魔のおにぎりだ。独自のだしで炊いたご飯に、天かす、青のり、天つゆを混ぜ込んでいるのが特徴となっている。
悪魔のおにぎりは、過去に大ヒットした商品だ。「やみつき注意、悪魔のような誘惑」「おいしすぎてついつい食べ過ぎてしまう」というキャッチコピーとともに、2018年10月に発売したところ、販売数が13日間で265万個を突破。それまで同社で最も売れていたおにぎりである「シーチキンマヨネーズ」を上回る売り上げを記録したことも話題となった(出所:「悪魔のおにぎり」が20年無敗のツナマヨを抜いた!)。
シリーズの累計販売数は8000万個以上を記録したが、2021年に終売。その理由について担当者は「安定して売れてはいたが、全体の商品ラインアップを見直すことになったため」と説明する。
終売したものを今回のフェアで復活させたのはなぜか。悪魔のおにぎりは、天かす、青のり、天つゆというやみつき感のある食材をかけ合わせていることから、フェアとの相性が良いと判断したのが理由だという。
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悪魔のおにぎりは、価格を138円とした。これは、ローソンのおにぎりの中では買いやすい価格帯となっている。気軽に手に取ってもらうことで、その後のリピートにつなげたい狙いだ。フェア期間中では約500万食を売る予定としている。なくなり次第販売は終了するが、消費者の支持が得られたならば、再び復活する可能性もあるという。
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