「ルックバック」11月8日よりPrime Videoで世界独占配信へ!藤本タツキ×押山清高による青春物語

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2024年10月22日 13:11  アニメ!アニメ!

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『ルックバック』描き下ろしキービジュアル (C)藤本タツキ/集英社(C)2024「ルックバック」製作委員会
藤本タツキ原作、押山清高監督によるアニメ映画『ルックバック』が、11月8日よりPrime Videoにて240以上の国や地域で世界独占配信されることがわかった。これに伴い、押山監督が描き下ろしたキービジュアルが公開され、押山監督と藤本からコメントも到着した。

アニメ映画『ルックバック』は、『チェンソーマン』や『ファイアパンチ』などで知られるマンガ家の藤本タツキが、2021年に「少年ジャンプ+」で発表した同名読み切りマンガを劇場アニメ化したものだ。

物語は、学年新聞で4コママンガを連載し、クラスメートから絶賛を受けている小学4年生の藤野が、ある日突然先生から不登校の同級生である京本の4コママンガを掲載したいと告げられるところから始まる。マンガへのひたむきな思いで繋がった2人の成長を追いながら、ある日起きたすべてを打ち砕く衝撃的な出来事が描かれる。胸を突き刺す圧巻の青春物語は多くの話題を集めた。

劇場アニメは2024年6月28日公開されると、当初は全国約120館という中規模でのスタートもかかわらず、2週連続で興行収入第1位を記録した。その後は公開館数も増え続け10月7日時点で興行収入が20億円を突破するヒット作となった。
監督・脚本・キャラクターデザインは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『借りぐらしのアリエッティ』、『風立ちぬ』など多くの劇場大作に主要スタッフとして携わってきた押山清高が手掛けた。

また、主人公の藤野役はドラマ『不適切にもほどがある!』の純子役で人気を博し、その演技力や類い稀な存在感が話題を集めている河合優実が演じた。もう一人の主人公である京本役は、映画『あつい胸騒ぎ』や『カムイのうた』などで主演を務め、その目覚ましい活躍に拍車がかかる吉田美月喜が担当している。
藤本渾身の青春物語が、豪華スタッフ&キャスト陣によって劇場アニメ化を果たした。

なお本作は、全世界で数々のヒット作品を製作してきたAmazon MGMスタジオが、日本のアニメ製作委員会に参加した初めての作品にもなった。Prime Videoでは、2021年8月に世界独占配信された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』以来の、日本で劇場公開されたアニメ映画の世界独占配信となる。

このたびのPrime Videoでの世界配信に向けて公開されたキービジュアルは、押山監督の描き下ろしによるもの。藤野の部屋のベッドで寝ころびながら、藤野の自信作の原稿を最初の読者として京本が読んで驚嘆している様子が描かれている。世界独占配信にあたり、Amazon MGMスタジオのインターナショナル・オリジナル責任者であるジェームズ・ファレル、監督・脚本・キャラクターデザインを手掛けた押山、原作の藤本からコメントも寄せられた。

アニメ映画『ルックバック』は、2024年11月8日よりPrime Videoにて世界独占配信される。

<以下、コメント全文掲載>

ジェームズ・ファレル

この度はアニメ映画『ルックバック』を Prime Video から世界に届けることができ、大変光栄です。Amazon MGM スタジオでは、アメリカに続き日本におけるアニメーション企画製作部門を 2022 年末に立ち上げ、世界が注目する日本のアニメ産業との、革新的でありながら継続的な関係構築を模索してきました。
「クリエイターへの賛歌」をテーマの一つに掲げるアニメ映画『ルックバック』製作委員会への参画をもって、その記念すべきスタートを切ることができたことは、各国の優秀なクリエイター達の作品を世界のお客様へ届けるための「Home for Talent(才能がある人が集まる場所)」をビジョンとして掲げる Amazon MGM スタジオとして、非常に意義深く、喜びを感じています。
今後、Amazon MGMスタジオと日本が誇るクリエイターやビジネスパートナーの皆様が互いに刺激しあい、創意工夫する過程を楽しみながら、心に響くアニメ作品を世界に送り届けることを目指します。

押山清高

映画『ルックバック』は、藤本タツキさんの原作マンガが持つ力強い物語に、私自身の視点を加えて映画として描いた作品です。58分という短い映画ですが、多くの方が劇場に何度も足を運んでくださり本当に驚いています。
今回の世界配信により、劇場に来られなかった方やさらに多くの方に映画を届けられることを嬉しく思います。配信で繰り返しご覧いただけることで、様々な視点からじっくりと映画を鑑賞していただけるのではないかと思います。ぜひ、映画の細部に忍ばせた様々なイースター・エッグも探してみてください。アニメーション映画が持つ絵の力を通じて、その魅力が少しでも伝わることを願っています。

藤本タツキ

映画ルックバックは企画時、原作をそのまま映像化すると短編になってしまい、オリジナル要素を30〜40分入れないと商業的作品として成立しないと言われていました。公開できる劇場がかなり狭まるし、アメリカではそもそも60分弱の映画だと映画館で上映できないかららしいです。それを現在の形のまま、このクオリティで公開できたのは押山清高監督の判断のおかげです。
僕が漫画版で拙くてできなかった、伝わりづらかった表現が映画ではわかりやすく、より生き生きとなっていたのには本当に驚きました。あと、haruka nakamuraさんの劇伴も、もうこれしか考えられないくらい合っています。お二人のおかげです。ありがとうございました! 劇場に足を運んでくれた人達もありがとうございました! Prime Video で見る人も凄いアニメーションなので、できるだけ大きい画面で見て欲しいです! よろしくお願いいたします!
『ルックバック』
配信日:2024年11月8日(金)より Prime Videoにて世界独占配信
■STAFF
原作:藤本タツキ(集英社ジャンプコミックス刊)
監督・脚本・キャラクターデザイン:押山清高
美術監督:さめしまきよし
美術監督補佐:針崎義士(崎は「たつさき」)・大森崇
色彩設計:楠本麻耶
撮影監督:出水田和人
編集:廣瀬清志
音響監督:木村絵理子
音楽:haruka nakamura
アニメーション制作:スタジオドリアン
配給:エイベックス・ピクチャーズ
■CAST
藤野:河合優実
京本:吉田美月喜
■主題歌
「Light song」
by haruka nakamura うた : urara
■原作
「ルックバック」(集英社ジャンプコミックス刊) コミックス発売中
(C)藤本タツキ/集英社(C)2024「ルックバック」製作委員会

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