バルセロナのMFダニ・オルモが、3日のエスパニョール戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
先月23日にバイエルンを4−1で、26日にはレアル・マドリードを4−0で粉砕した後、3日に行われたラ・リーガ第12節でエスパニョールとの“バルセロナ・ダービー”に臨んだバルセロナ。12分にMFダニ・オルモが、FWラミン・ヤマルのアウトサイドパスから先制点を挙げると、23分には絶好調のFWハフィーニャが追加点。さらに31分、ボックス手前でパスを受けたダニ・オルモのミドルシュートが突き刺さり、前半だけで3得点。後半はゴールが生まれなかったものの、3−1とビッグマッチ3連戦を全勝で終えている。
ここまでリーグ最多となる総得点数『40』を記録するバルセロナ。試合後、オルモは「先週は素晴らしい1週間だったけど、勝ち続けることが重要だ。エスパニョールが全力で向かってくることは分かっていたから、僕らは素晴らしい試合をした」と振り返りつつ、「僕たちは得点数の多いチーム。ストライカーだけでなく、2列目のミッドフィルダーの飛び出しからもゴールを生んでいる。ダイレクトなプレーを心掛けているし、それが何度もチャンスを作れている理由のひとつ」と脅威的な感覚でゴールを量産する攻撃陣について語った。
また、復帰後初スタメンとなった同試合で、マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)を受賞する活躍を見せたオルモは「コンディションは良いよ。戻ってきて、ピッチでチームを助けたかった」と告白。そして、「もしかしたら、試合は延期するべきだったかもしれない。この場を借りて、DANA(寒冷低気圧)の被害に遭ったすべての人々にたくさんの励ましとエールを送りたい。できる限りの支援を呼びかけよう」と今世紀最大クラスの国内水害として200人以上の死者を出すなど、バレンシア州を中心に壊滅的な被害をもたらした大雨と洪水に言及している。
公式戦6連勝と勢いが止まらないバルセロナは、ミッドウィークにチャンピオンズリーグのツルヴェナ・ズヴェズダ戦を挟み、10日に代表ウィーク前最後となる第13節でレアル・ソシエダと対戦する。
【ハイライト】ダービーマッチを制したバルセロナ