全米野球記者協会(BBWAA)が選出するナ・リーグの最優秀選手(MVP)が日本時間22日に発表され、ドジャースの大谷翔平が選ばれた。2年連続3度目の“満票”受賞となった。指名打者(DH)の受賞は米大リーグ(MLB)史上初。また、3度目の受賞は史上12人目、両リーグの受賞は同2人目。ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジが受賞した。
【写真多数】“熱烈ハグ”のスキーンズ&ダンさん!ラブラブな様子を大量投稿 ドジャース移籍1年目となった大谷は昨年9月に右肘を手術したため、今シーズンは打者に専念。159試合に出場し、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁を記録した。前人未到の「50本塁打&50盗塁」を達成したほか、本塁打と打点で2冠に輝いた。ポストシーズンでも活躍し、チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。
今月15日には今季最も活躍した指名打者(DH)に贈られるエドガー・マルティネス賞を受賞したほか、今季活躍した選手をファンらの投票で選ぶ「オールMLBチーム」指名打者部門のファーストチーム、リーグの傑出した打者に贈られるハンク・アーロン賞に輝いた。
エンゼルス時代の2021、23年に満票でMVPを受賞。3度目の満票受賞を受け、大谷は「ドジャースの一員のひとりとして代表してもらったと思ってるので、シーズンもそうですし、ポストシーズン、ワールドシリーズもそのぐらいみんなでこう掴み取ったものだなと思ってます」と満面の笑みを浮かべた。